特別栽培米を味わう
2025-11-07 16:12:26

近畿大学の農学部生が育てた特別栽培米を味わえる新メニュー登場

近畿大学の農学部生による特別栽培米「つや姫」の提供始まる



令和7年(2025年)11月14日から、和歌山県有田川町の飲食店「atelier ぴりか」にて、近畿大学農学部生が栽培に関わった特別栽培米「つや姫」が土鍋炊きごはんとして提供されます。この取り組みは、近畿大学附属湯浅農場と吉松米穀株式会社とのコラボレーションによるもので、地元経済の活性化と地域貢献を目的としています。

近畿大学附属湯浅農場は、平成30年(2018年)から環境に配慮した米づくりに取り組んでおり、化学合成農薬や肥料の使用を最小限に抑えた栽培方法を採用しています。これにより、持続可能な農業を実現しつつ、品質の高い「つや姫」を生産しています。「つや姫」は、甘み、旨味、粘りが絶妙にバランスを保ち、上品な味わいと艶やかな炊き上がりが特徴です。

このプロジェクトには、農学部の3年生が参加し、一週間ごとにメンバーが交代しながら生育調査や籾摺りといった実習を行いました。総勢14名の学生たちは、実際の農作業を通じて生産の大変さと楽しさを体験しています。また、吉松米穀株式会社は、近畿大学の卒業生が経営しており、地域の味を広める仕事に情熱を注いでいます。

高温耐性を持つ品種である「つや姫」は、特に地球温暖化の影響を考慮しながら、今後の気候変動にも適応できる米として期待されています。これにより、農業の将来を見据えた新たな取り組みが進められています。

「atelier ぴりか」では、提供開始日から全ランチメニューでこの特別栽培米を使った土鍋炊きごはんが楽しめます。メニューには、スペシャルランチからチキン南蛮、ハンバーグランチまで多様な選択肢が揃っており、いずれもご飯のおかわりが自由となっています。地元の新鮮な食材を生かしたランチメニューを楽しみながら、学生たちの努力を感じることができることでしょう。

提供時間は11:00から14:00までで、毎週火曜日と水曜日は定休日です。数量限定のため、売り切れ次第終了となります。地元の特産を活かした料理を一緒に味わいながら、近畿大学の農学部生による取り組みを応援しましょう。

お問い合わせ先


  • - 吉松米穀株式会社
所在地:和歌山県有田郡有田川町上中島38
代表者:吉松宏起
設立:平成5年(1993年)4月30日
電話:070-4805-6050

この機会に、近畿大学の農学部生が育てた特別な味わいをぜひ体験してみてください。地域活性化の一環としても、多くの方にご利用いただきたい新メニューです。

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学校法人近畿大学
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