GCS Japan、日本市場への投資拡大を発表 - スタートアップ向けクラウドサービスのリーディングプロバイダーを目指す
台湾発のクラウドサービス企業GrandTech Cloud Services(以下、GCS)が、日本市場へのさらなる投資拡大を発表した。2022年の日本進出以来、短期間で数十社のスタートアップ企業を獲得し、急速な成長を遂げているGCS Japanは、日本のスタートアップ業界のリーディングクラウドサービスプロバイダーを目指し、積極的にスタートアップコミュニティを拡大していく。
GCSは、独自のビジネスモデル「F2SU(A Friend to Startups)」を掲げ、スタートアップ企業の成長を支援する。これは、顧客との共生・共栄を重視し、成長段階に応じて適切な資金やリソースを提供するという、GCS独自の価値観に基づいている。
近年、日本のスタートアップ市場は活況を呈しており、政府の「スタートアップ育成5か年計画」や海外投資に有利な政策発表なども後押ししている。2023年のIPO資金流入額は前年の1.8倍に達し、44億ドルに達した。この成長は、クラウドサービスの需要増加にもつながっており、特に生成AIの発展により、クラウドサービスの利用はさらに加速すると予想される。
このような市場環境の中で、GCSは日本のクラウド市場におけるリーディングプロバイダーとなるべく、以下の取り組みを進める。
GCS Japanチームの拡大: 国内外の優秀な人材を採用し、顧客に総合的なサービスを提供する。
戦略的パートナーシップの強化: MSPやISVなど、戦略的なパートナーと連携し、事業拡大を加速させる。
*
スタートアップイベントへの積極的な参加: 「SusHi Tech Tokyo 2024」や「IVS2024 KYOTO」などのイベントに参加し、スタートアップ企業との連携を強化する。
GCS社長兼CEOの許承強(フランキー・スー Frankie Hsu)氏は、「GCSが今年、KDANと提携して日本市場を拡大したことは、戦略的なパートナーシップのマイルストーンであり、今後さらに多くの戦略的なパートナーを増やし、パートナーと共にグローバルな同業リソースを統合し、顧客にさらなる商業価値をもたらす予定」と述べている。
GCS Japanは、日本のスタートアップ市場に独自のビジネスモデルと価値提案を広げ、5年以内に日本のスタートアップにおけるリーディングクラウドサービスプロバイダーになることを目指している。
GrandTech Cloud Services(GCS)について
GrandTech Cloud Services(GCS)は、2017年に台湾で設立され、現在、香港、マレーシア、シンガポール、インドネシア、日本に海外拠点を持つ。アジアのニューエコノミーとスタートアップ企業をターゲットとし、クラウドアグリゲーションとクラウドシェアリングビジネスモデルに注力している。GCSは、常に「A Friend to Startups」というコアバリューを掲げ、顧客の成功を第一の目標としている。