土偶を読むを読む
2023-04-28 09:00:49

土偶の正体、本当に解明されたのか?『土偶を読むを読む』が検証する!

土偶の正体、本当に解明されたのか?『土偶を読むを読む』が検証する!



一昨年、考古学界に衝撃を与えたベストセラー『土偶を読む』。同書は、土偶が「植物」の姿をかたどった植物像であるという説を提唱し、大きな話題を呼びました。しかし、その内容には多くの疑問点が投げかけられてきました。

本書『土偶を読むを読む』は、その『土偶を読む』を検証するため、編者である望月昭秀氏が、多くの専門家への取材や寄稿を基に、同書の主張を徹底的に検証するものです。

なぜ『土偶を読む』は批判されるのか?



『土偶を読む』は、考古学界ではほとんど評価されていません。それはなぜなのか?本書では、同書の非対称な評価の理由を探ります。

同書は、考古学研究の現時点において、いくつかの事柄を「改変」していることが判明しました。さらに、過去の研究を軽視し、敵視する姿勢も問題視されています。

本書が目指すもの



本書は、単なるファクトチェックにとどまりません。多くの研究者からの貴重な意見や証言、最新研究成果を盛り込み、縄文時代をより深く理解するための新たな視点を提供します。

土偶や縄文時代に関心のある方、これから考古学の世界に入ろうとする方、そして『土偶を読む』を読んで疑問を感じている方、すべての方に読んでいただきたい一冊です。

著者紹介



望月昭秀(もちづき あきひで)
縄文ZINE編集長

『土偶を読むを読む』書籍情報



ISBN978-4-86766-006-5C0021
四六判・上製・432頁
定価:本体2,000円(税別)
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-006-5.html
文学通信刊

インタビュー・対談



山田康弘(東京都立大学教授)
小久保拓也(是川縄文館)
佐々木由香(金沢大学特任准教授、植物考古学)
山科哲(尖石縄文考古館)

寄稿



金子昭彦(岩手県立博物館)
菅 豊(東京大学教授/民俗学)
白鳥兄弟(大道芸人、考古学者)
松井実(東京都立産業技術大学院大学助教)
* 吉田泰幸(盛岡大学准教授/文化人類学・考古学)

会社情報

会社名
株式会社文学通信
住所
東京都北区東十条1-18-1東十条ビル1-101
電話番号
03-5393-9027

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