音の力で睡眠改善に挑戦するオトバンクの新たな一歩
参画の背景
株式会社オトバンクが、NTT DXパートナー及び東日本電信電話株式会社が運営するコミュニティ『ZAKONE』に加わりました。この『ZAKONE』は、企業同士が集まり、異なる分野のノウハウを活かして日本の睡眠問題に取り組むための共同プロジェクトです。2022年の発足以来、すでに200社以上の企業が参加しており、その数は今後も増加していくことでしょう。オトバンクも音声コンテンツのスペシャリストとして、睡眠に関わる新しいサービスの開発に取り組んでいきます。
音声コンテンツと睡眠の親和性
オトバンクは、業界最大手のオーディオブック配信サービス『audiobook.jp』を展開しています。多くのユーザーが就寝前にリラックスするために音声コンテンツを聴いており、音声と睡眠の相性は非常に良いとされています。実際、オトバンクが制作に関与した音声絵本『おやすみ書店 みみみん』では、従来の読み聞かせに比べ、入眠時間が短縮される結果が得られています。
共同作業による価値創造
『ZAKONE』への参加は、オトバンク自身の強みを生かす大きなチャンスです。豊富なノウハウを持つオトバンクは、企画から編集、制作までを手がけることで、共同プロジェクトの中で柔軟なコンテンツ制作を行い、新たな価値の創出に貢献していく予定です。
オトバンクの代表取締役社長・久保田裕也氏は、『日本は睡眠時間が短く、睡眠の質を向上させることは社会全体にとって重要な課題です。音声コンテンツが持つ力を通じて、より良い睡眠環境の実現に向けて努力していきたい』とコメントしています。
オーディオブックの普及
音声コンテンツが普及している背景には、スマートフォンやイヤホンの普及があります。特に、オーディオブックは『ながら読書』を実現できるため、多忙な現代人にとっては欠かせない存在になっています。オトバンクの『audiobook.jp』は、多様なジャンルの作品を取り揃え、手軽に聴けるサブスクリプションサービスを提供しており、すでに300万人以上の会員を抱えています。
まとめ
オトバンクが『ZAKONE』に参加することで、新しい音声コンテンツを通じた睡眠に関するソリューションが生まれることが期待されています。独自の取り組みで新たな価値を創造し、日本の睡眠問題解決に貢献する姿勢がこれからも注目されるでしょう。音声の力を借りて、快適な睡眠環境を整える手助けができることを多くの人々が待ち望んでいます。