迷惑行為ランキング2024
2024-12-19 14:07:16

2024年度 駅と電車内での迷惑行為に関するランキング発表

2024年度 駅と電車内の迷惑行為ランキングが発表



一般社団法人 日本民営鉄道協会は、2024年の10月から11月にかけて実施した「駅と電車内のマナーに関するアンケート」の結果を発表しました。この調査には5,314名が参加し、駅や電車内でのマナー向上のためのさまざまな意見が寄せられました。

迷惑行為ランキングの概況


今年の調査結果で最も多くの票を獲得した行為は「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」で、これは通常時においても見受けられる行動ですが、特にこの数年、コロナ禍の影響が色濃く反映されていると言えるでしょう。以前よりマスクの着用が当たり前となっていましたが、制限が緩和されるとともにマスクを外す人が増えたことで、他者への感染のリスクを感じる人が増えたようです。

続いて「座席の座り方」や「騒々しい会話・はしゃぎまわり」も上位にランクインしました。特に電車内は多くの人が密に接する空間であるため、周囲への影響が大きいのが特徴です。

インバウンド観光客の影響


また、訪日外国人旅行者による迷惑行為にも焦点が当てられ、62.9%の回答者が「迷惑と感じたことがある」と答えました。この中で最も多く挙げられた行為は「騒々しい会話・はしゃぎまわり」で、旅行者同士の楽しい会話も時には周囲に影響を与えることがあることを示しています。さらには、「荷物の持ち方・置き方」や「駅での通行の仕方」といった、日本特有の鉄道利用に不慣れな利用者に見られる行為も多くの人が指摘しています。

マナー改善の兆しと課題


さらに、「駅や電車内でのマナーは以前に比べて改善されたと思うか」という問いについては35%の人が「変わらない」との回答を示しました。昨年に比べ「改善した」と答える人が減っている一方で、「悪化した」との意見が増加していることから、まだまだ乗客のマナー向上が喫緊の課題であることが浮き彫りになりました。

まとめ


これらの調査結果をもとに、日本民営鉄道協会では今後もマナー啓発活動を強化し、すべての利用者に気持ちよく鉄道を利用してもらうための取り組みを進めていく方針です。電車や駅は、私たちの生活に密接に関わる場所ですので、利用者一人一人が配慮し合って快適な環境を作ることができればと願います。この調査結果は、さまざまなキャンペーンにも活用され、より良い利用環境の実現に貢献することでしょう。


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