新ファンドシリーズ始動
2020-08-12 11:02:41
SBIグループとクラウドクレジット、国際ファンドの新シリーズ開始
SBIグループとクラウドクレジットが新ファンドシリーズを開始
株式会社クラウドクレジットは、SBIグループとの新たな連携に基づき、国際的な資金需要に応える新ファンドシリーズを販売開始しました。このファンドは、主にSBIホールディングスを通じて出資を受けたものであり、特にロシア市場に重点を置いています。
ファンドの概要
新ファンドシリーズの名称は「ロシア公共事業セクター金融事業者ファンド」で、実際の貸付先はキプロスに本社を持つSF HOLDINGS COMPANY PLCです。この企業は、ロシア国内で中小企業向け貸付事業を展開しており、特に公共事業分野における金融サービスに特化しています。
SF Holdings社は、2014年に設立されて以来、ロシアで中小企業が公共事業の入札に参加する際に必要とされる保証金の融資など、独自の金融サービスを提供してきました。この取り組みにより、中小企業が入札に参加する際の負担を軽減し、実行可能な資金調達をサポートします。
施策の背景
このファンドの販売は、既存のSBIグループとの協力を強化する一環として行われています。2020年7月からは、クラウドクレジットがSBIポイントと提携し、ファンド購入者に対してポイントを付与するキャンペーンも実施しています。この施策は、過去の成功を踏まえた「第3弾」と位置付けられており、さらなる投資機会を創出することを目指しています。
SBIホールディングスの海外事業管理部マネジャーである田中雅冬氏は、これまでの連携が実績を上げてきたことを踏まえ、今回の新ファンドシリーズの開始がクラウドクレジットにとって大きな成長機会になると期待を寄せています。
対象市場とビジネスモデル
SF Holdings社は、公共事業向けの電子入札に参加する中小企業に対して、必要な資金を段階的に融資する仕組みを整えています。これにより、企業は入札に必要な保証金を確保し、入札後の資金ニーズにも柔軟に対応できるようになります。また、公共事業に成功した企業には、銀行保証を得るための資金も提供され、業務の円滑な運営が実現しています。
さらに、SF Holdings社は公共事業以外にも、不動産担保を利用した融資を行い、幅広い金融サービスを展開しています。中小企業への支援を通じて、ロシア経済の発展にも寄与することを目指しています。
まとめ
SBIグループとクラウドクレジットの新たな連携は、海外向けファンドの販売を通じて新たな投資機会を提供するとともに、特にロシアの公共事業市場における中小企業の成長を助ける重要なステップとなります。今後もこのファンドシリーズの成長に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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クラウドクレジット株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1茅場町一丁目平和ビル802
- 電話番号
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03-6268-9210