世界初の広角ズームシフトレンズ「LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Shift CF」
2024年12月13日、株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)社のレンズブランド「LAOWA」から、待望の新製品「LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Shift CF」を発売します。このレンズは、APS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラに特化したもので、なんと世界初の広角ズームシフトレンズとして登場します。
製品の特徴
このレンズの最大の特長は、±7mmのシフト量を誇りながらも、超広角ズーム域を持つコンパクトで軽量なデザインです。その質量は575gに抑えられており、撮影シーンに適応しやすいため、建築やインテリア、風景撮影に最適です。撮影者は、正確なパースペクティブコントロールを可能にし、幅広い場面でクリエイティブな表現ができます。
では、主な仕様を詳しく見ていきましょう。レンズの焦点距離は12-24mmで、最大絞り値はF5.6です。これにより、安定した露出が得られ、さまざまな撮影条件で対応できます。そして、最短撮影距離は15cmで、細かなディテールも逃さず捉えることができ、写真家の創作意欲を掻き立てるでしょう。
シフト機能と優れた歪曲補正
シフト機能があることで、レンズの特性を最大限に活かせます。ほとんどの市販のシフトレンズは単焦点であり、ズームができないため、このLAOWAレンズはまさに革新と言えます。パースペクティブの管理が自分の思うままにできるので、写真における表現の幅が広がります。特に建築写真やインテリア写真において、正確性が求められる環境では不可欠な機能となるでしょう。
また、歪曲収差の補正率が非常に高いため、再現性の高い画像が得られるのも大きな魅力です。このレンズを使用すれば、不自然な歪曲を気にすることなく、多様なシーンを捉えることができます。
利便性に富んだ設計
LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Shift CFは、77mmのフィルタースレッドを採用しており、多様なフィルターも利用可能です。この点でも、撮影者のニーズに応えた設計がなされています。
まとめ
以上のように、LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Shift CFは、建築や風景撮影をする方々にとって必須のアイテムとなるでしょう。軽量で扱いやすいデザインと、高性能な機能を兼ね備えたこの新製品がもたらすクリエイティブな可能性に、期待が高まります。販売価格は税込で153,000円前後を想定しており、2024年12月13日より発売予定です。新たな撮影体験を求める方々にとって、このレンズは間違いなく注目の製品となるでしょう。ぜひ、その性能を体験してみてください。