海上技術安全研究所が研究発表会を開催!
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(海技研)は、7月26日(金)に研究発表会を開催することを発表しました。
今回の研究発表会は、「海技研のプロジェクトの進捗と今後の展開」というテーマで、7件の口頭発表と29件のポスター発表が行われます。発表内容は、GHG削減、自動運航船、洋上風力発電、次世代海洋無人機、デジタルトランスフォーメーションなど、海洋技術の最先端を網羅しています。
発表会終了後には、総合シミュレーションシステム、大型燃焼試験装置、実海域再現水槽の3つの施設で公開実験が行われます。
多岐にわたる研究テーマ
海技研は、海洋技術の研究開発機関として、様々な分野において重要な役割を担っています。
GHG削減
国際海運において、2050年までにGHG総排出量を実質ゼロにする目標が掲げられています。海技研では、この目標達成に向けて、船体抵抗低減技術や代替燃料利用技術などの研究を進めています。
自動運航船
自動運航船の実現に向けて、海技研は安全性評価技術の確立や操船リスクシミュレータの開発に取り組んでいます。
洋上風力発電
再生可能エネルギーの利用拡大を目指し、海技研は洋上風力発電の普及に向けた研究開発を行っています。
次世代海洋無人機
海洋調査や開発に役立つ次世代海洋無人機の技術開発を進めています。
デジタルトランスフォーメーション
海事産業のデジタル化を促進するため、船舶のデジタルツイン技術や運航のデジタルツイン技術などの開発を行っています。
参加は無料!事前登録が必要です
今回の研究発表会は、参加費無料ですが、事前登録が必要です。定員に達し次第、登録が締め切られるので、参加希望者は早めに登録するようにしましょう。
研究発表会概要
日時: 2023年7月26日(金)
会場: 海上技術安全研究所講堂(東京都三鷹市新川6丁目38番1)
定員: 対面150名、オンライン500名(先着順)
プログラム
研究発表会(10:00~16:00)
公開実験(15:30~17:00)
最新の海洋技術に触れるチャンス
今回の研究発表会は、海洋技術に関心の高い人にとって、最新の情報を入手できる貴重な機会です。ぜひ参加して、海技研の研究成果に触れてみてください。