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健康と美味しさを兼ね備えたFazer Oat Rice

フィンランドのFazer社が誇る「Fazer Oat Rice」が、日本での初お目見えとなります。この商品の特長は、栄養価の高さとその美味しさにあります。

Fazer Oat Riceは、高繊維で優れたタンパク源です。一般的なパーボイルドライスと比較して、タンパク質は67%も多く含まれ、食物繊維はなんと7.5倍、炭水化物は26%も少ないのです。まさに白米に代わる理想的な代替品と言えるでしょう。また、オート麦がもたらす健康効果として、不飽和脂肪酸やβ-グルカンは、正常な血中コレステロール値の維持に貢献します。さらに、Fazer Oat Riceはプライベートブランド製品としての供給に加え、業務用として8～25kgの紙袋での販売もしています。

シニア・エクスポート・マネージャーのラウリ・ルオスタリネン氏は、「Fazer Oat Riceは現在8カ国で販売されており、日本にもその魅力を伝えることができることを喜ばしく思います」と語ります。フィンランドのオーツライスが日本市場でどのように受け入れられるのか、期待が高まります。

確かな実績と受賞歴

この商品は2020年初頭にスウェーデンで販売を開始し、瞬く間に人気を集めました。すぐにスウェーデン・フード・アワードを受賞し、さらに2021年にはフードサービス部門で年間最優秀製品に選ばれました。Fazer Oat Riceの製造は、物理的処理と水熱処理の独自の組み合わせによって実現されており、調理時間が大幅に短縮されるだけでなく、穀物本来の風味もそのまま残すことに成功しています。

オーツ麦の可能性

オーツ麦は長い歴史を持つ穀物で、その栄養価の高さから健康や幸福感に良い影響を与えることが知られています。北欧の厳しい自然条件は、高品質のオート麦栽培に最適です。寒い冬と長い夏の日照時間は、オート麦に特別な品質を与えます。Fazer社は、地元産のオーツ麦のみを使用しており、世界屈指の品質を誇ります。

EUでは、オート麦に含まれるベータグルカンに関する健康効果が4つも承認されています。これに加えて、全粒オート麦は有効な植物性タンパク質や豊富な食物繊維、ビタミン、ミネラルを含んでおり、バランスの取れた食生活に最適です。オーツ麦は、まさに珍しい万能穀物と言えるでしょう。

Fazer社のリーダーシップ

Fazer社は、ヨーロッパのオート麦業界での革新をリードする企業であり、北欧最大のオート麦生産者でもあります。現在、200種類以上のオート麦製品をラインナップしており、需要の増加に応じて、生産能力を倍増させています。提供される製品形態は、食品メーカー向けのB2B原料から一般消費者向けのパッケージまで多岐にわたります。

Fazerミルズの概要

Fazer社の生産工場はフィンランドのLahtiとスウェーデンのLidkopingに位置しており、約200名の従業員を擁しています。B2B向けの製品には小麦粉やオーツ麦、パン改良剤などがあり、B2C向けには早餐用シリアルや穀物食品、ベーキングミックスが製造されています。穀物の原料はほとんど地元で調達されており、地域の経済にも貢献しています。

近代的なオーツ麦工場は2013年に稼働し、2017年および2021年には生産能力をさらに増強しました。これからの展開に目が離せません。Fazer Oat Riceが日本の食卓にどのような新しい風を吹き込むのか、期待が高まります。

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