声の力を育てる新しい試み
現在、全国各地で「声のプロ」が集まり、オンラインとICTを活用した出前授業を展開しています。この取り組みは、一般社団法人アナウンス発声協会EACO(エアコ)が主導するもので、より多くの人々に自分の思いを声にして伝える楽しさを教えることを目的としています。EACOは持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、声を通じて思いやりやコミュニケーション能力を育むことを目指しています。
声を大切にする理由
私たちが一生使う「声」は、自己表現の重要な手段です。そして、自分の思いを言葉にすることは他者との理解を深める第一歩となります。この授業では、声の出し方や表現方法、さらにはその背後にある感情や意味について学びます。講師は、現役アナウンサーや発声の専門家たちで、豊かな経験をもとに指導を行います。
プロフィールと実績
理事長の常世晶子氏は、フリーアナウンサーとして活躍した経歴を持ち、数々の番組に出演してきました。また、副理事長の茂木亜希子氏は、保育園から大学までの幅広い年齢層に指導を行い、特に「こどもアナウンス発声協会」の設立にも寄与しています。これらのプロたちが集まることで、授業はより充実したものとなります。
オンライン授業の特徴
EACOが提供するオンライン授業は、全国どこからでも参加可能です。マスクや対面の制約がある中でも、安全に参加できる形で行われています。授業はYouTubeチャンネルでも公開され、多くの人々に広がりを見せています。参加者は、発声の基本から応用技術まで、幅広い知識を得ることができます。
オリジナル教材の充実
EACOでは、独自に開発した教材も充実しています。発声テキストや母音ポスター、さらには音楽に合わせた発声練習用の伴奏CDなどが用意され、参加者はそれを使って自宅でも学ぶことができます。また、「子ども用のニュース原稿」や発声紙芝居など、楽しみながら学べる内容も揃えられています。
サポートの重要性
この活動を支える企業や団体、さらには賛同者を募集することで、さらなる支援の輪を広げています。声のプロとしての知識と技術をもとに、未来の世代に声の大切さを伝える取り組みは、まさに重要な社会貢献です。
未来に向けて
EACOは今後も、この活動を全国各地に広げ、「声の力」を育む研究・教育をさらに推進していくでしょう。自分の声を通じて、多くの人とつながり、思いやりを育てる社会を実現するために、協力していくことが求められています。
詳細については、
EACOの公式サイトや
YouTubeチャンネルをチェックしてください。声の力を皆で育て、共に成長していく未来を楽しみにしています。