地域の食材を味わう!浅利教育学園グループの食育プログラム
北海道で13の保育園・幼稚園・認定こども園を運営する浅利教育学園グループは、地元食材を活用した給食を提供する食育プログラムをスタートさせました。
このプログラムは、子どもたちに地域の食材への関心を高め、食への興味関心を育むことを目的としています。地元産の食材を使った給食を通して、子どもたちは食材がどのように作られるのかを学び、食に対する理解を深めることができます。
また、保護者にとっても、自園給食や食への理解を深める機会となり、家庭での食に関する会話が増えることを期待できます。
第一弾は白老牛!
プログラムの第一弾として、浅利教育学園グループの発祥の地である白老町の「白老牛」が選ばれました。白老牛は、浅利教育学園グループの初代理事長である浅利義市氏がその始まりに深く関わっており、地域の歴史と密接に繋がっています。
自園の栄養士が独自に開発した白老牛を使ったメニューは、自園で調理され、一番美味しい状態で提供されます。白老牛は、法人給食の食材仕入れでお世話になっている「スーパーくまがい」から提供されています。
食育プログラムは多岐にわたる!
浅利教育学園グループでは、白老牛を使った給食以外にも、園の畑での野菜の収穫やパン教室開催など、さまざまな食育プログラムを展開しています。さらに、職員の海外研修や出向を通して、世界の食文化や食育についても学び、子どもたちが食に興味を持ち、「生きる力」を身につけていけるよう、様々な取り組みを進めています。
白老牛の歴史
白老町は、火山灰土壌や低温などの気象条件から畑作農業には適さない地域でした。そのため、気象条件が類似する島根県山間部で黒毛和種肉牛の生産が盛んであることに着目し、初代理事長 浅利義市氏が昭和26年頃に「子返し制度」を創設しました。
この制度は、子牛を農家に無償で貸し付けて育ててもらい、雌牛が生まれたら返してもらうという画期的なものでした。昭和29年10月には、島根県から北海道では初めて黒毛和種肉牛44頭を導入し、「白老牛」の生産がスタートしました。
浅利教育学園グループの給食について
浅利教育学園グループでは、園内の調理室で栄養士が手作りした給食とおやつを毎日提供しています。温かくて栄養バランスのよい給食を通して、子どもたちの健やかな体と心を育んでいます。
給食の特徴
栄養士が作った栄養バランスのとれた献立
自園調理で温かく安心、安全な完全給食の提供
美味しさはもちろんのこと、個々に合わせた離乳食やアレルギー、誤嚥防止にも配慮した献立
法人の栄養士が考案した新メニューも採用し工夫を凝らした独自の献立
浅利教育学園グループは、食を通して子どもたちの成長をサポートする取り組みを今後も継続していく予定です。