静岡の防災がルワンダへ
2026-08-30 17:45:13

静岡からルワンダでの防災教育へ!命を守るカルタを活用した国際交流の取り組み

静岡の高校生や市民が制作した「PEACE 防災カルタ」が、ルワンダのMiyove地区へと届けられた。この取り組みは、2026年8月11日に特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが行った防災教育の一環である。静岡で開催された「PEACE 防災カルタ2026」では、日本、ブラジル、インドネシアなど多様な国籍を持つ学生たちが集まり、協力してこのカルタを制作した。3週間後、完成したカルタは約1万キロの距離を越えて、ルワンダへと運ばれ、現地の子どもや大人たちが一緒に「災害から命を守る方法」を考える教材として活用されている。

レスキューの理念は、「静岡から生まれた防災の知恵を世界に広げる」ことであり、地域の防災活動を国際的な学びの場へと発展させることを目指している。実際、ルワンダでは洪水や土砂災害が頻発し、その影響で生活の基盤が危うくなっている。特に、2023年5月に発生した豪雨では、131人の命が失われ、18,000人以上が避難を余儀なくされるなど危機的な状況が続いている。

Miyove地区での防災授業には、静岡県の参加者が描いたカルタが使用された。参加者たちはカルタを通して、避難場所の確認や食料・水の備蓄といった重要な行動について学んだ。この教材は、絵を用いることで年齢や言語の壁を越え、参加者全員が楽しく学びあえる形式となっている。

特に印象的なのは、ただ預けられた知識を学ぶのではなく、カルタが対話のきっかけとなり、地域に根ざした防災の考え方を育む役割を果たしていることだ。参加者たちは、「なぜこの行動が必要か」「私たちの地域で起こりうるリスクは何か」について議論し、自分たちの状況に応じた備えを自ら考え出すことに重きを置いた。

また、授業では防災を地域社会の「SYSTEM(仕組み)」として捉える重要性も強調された。防災は単に誰かに助けられるのを待つことではなく、住民自身が危険を認識し、互いに助け合う力を育てることが求められる。この概念は、静岡での防災活動を再考させる有益な礎となる。

さらに、なかよし学園は日本からルワンダへの一方的な知識の提供ではなく、相互に学び合う関係を築こうとしている。ルワンダの土壌や気候、文化は日本とは異なるため、現地の人々にも異なる知恵がある。洪水や土砂災害を通じて、ルワンダの経験から日本が得られるものも多い。たとえば、近年の自然災害による影響やそれに対する地域の対応は、日本にとっても重要な備えとして活かすことができる。

このような活動は、日々の生活を支えるインフラを損なう洪水の脅威に対処するため、双方が共に学び、進化し合う関係を生み出す。この「学び合い」が続くことで、防災への理解が深まり、災害に強い社会を共に作ることが可能になる。

静岡で行われた「PEACE 防災カルタ2026」の成功は、単なるイベントではなく、リソースを国際的に活用するモデルの第一歩であり、これからの展開にも注目が集まる。参加者は、ルワンダでの経験を踏まえて日本に戻り、新たな教材の改善や防災教育の充実を図る予定だ。

最終的には、静岡での防災知識を活用し、ルワンダの人々と共に命を守る力を養い、その成果を静岡へ還元することで、お互いの経験がより良い未来を作るための循環が生まれることを期待している。そして、「つくる・届ける・学び合う・還す」新たな教育モデル「CoRe Loop」の実現に向けて、さらなる継続的な取り組みが続いていく。地域に根ざした国際交流の取り組みが、これからも新たな絆を築いていくことだろう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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