ドコモ・イノベーションファンド4号が描く新たな未来
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(以下NDV)は、同社が運用する「ドコモ・イノベーションファンド4号」について、新たなテーマと注力する投資領域を発表しました。2026年1月に設立されるこのファンドは、NTTドコモ、NTTファイナンス、NDVの3社が連携し、その運用総額は150億円に達します。このファンドの主な目的は、NTTドコモグループが2030年代に向けて大胆な事業成長を実現するためのオープンイノベーションの推進です。
新たな“つながり”を創出するテーマ
DI4号ファンドが掲げるテーマは「新たな“つながり”を創りつづける。」その要素には、テクノロジーの進化と社会・生活者の価値観の急速な変化を背景に、個人と個人、社会とテクノロジーの新しい接点を生み出し、文化や産業に革新をもたらすという姿勢が垣間見えます。このテーマは、ドコモグループのビジョンとも連携し、テクノロジーと人間力を駆使して新たな価値を創造し、世界を豊かにするという理念が込められています。
注力投資領域
DI4号ファンドでは、つながりを様々な角度から捉え、以下の5つの注力領域を設定しました。これらの領域は、今後の社会において互いに影響を及ぼし合いながら新たな価値や産業を生み出すために重要となる分野です。
1.
AI
AIネイティブの時代において、AIの利便性や価値を社会に実装するサービスに投資します。これにより、AIによって変化する生活様式や働き方、産業構造を支える技術の開発を促進します。
2.
Communication & Community
次世代のコミュニケーションやコミュニティを形成するプラットフォームを支援し、多様な人々がつながる場を提供します。個々の個性や共感を重視する世代に向けて、革新的なつながりの仕組みを追求します。
3.
Entertainment
変化するライフスタイルや価値観に沿ったエンターテインメントの分野では、新たな体験価値を生み出すビジネスに注力します。文化や知的財産の活用を通じ、国境を超えた市場拡大を図ります。
4.
Resilience
自律的な供給体制や資源循環を支える仕組みを注視し、持続可能な社会インフラを構築する取り組みに投資します。災害や地政学的リスクへの対応も含め、コミュニケーションやネットワークの強化を目指します。
5.
Social Impact
高齢化や孤独、労働力不足など日本社会が直面する課題に挑むスタートアップを支援し、サステナビリティや循環型社会の実現を目指します。社会の在り方を再定義する新たな取り組みが期待されています。
未来に向けた新しい事業創出
NDVはDI4号ファンドを通じて、有望なスタートアップとの出資や共創を推進し、社会の課題解決と新しい価値の創造に貢献します。これにより、次世代の革新的なビジネスの育成を通じて、持続可能な社会の実現を目指していくことを強調しています。
私たちは、これからのビジネスや社会の在り方が、どのように変化し、進化していくのか、非常に興味深く見守りたいと思います。連携や共創の新たな形が生まれる中で、私たち自身もその一翼を担う存在となる可能性があります。