オンワードコーポレートデザインの広報革命
株式会社オンワードコーポレートデザインが、広報PR機能の立ち上げに成功しました。この取り組みにより、同社はメディア露出を1年で約2倍に引き上げ、自社のブランド認知度を大きく向上させました。
背景と課題
設立から60年以上の歴史を持つオンワードコーポレートデザインは、ユニフォームやセールスプロモーションを通じて企業ブランディングを手掛けてきました。しかし、オンワードグループのアパレルイメージが強く、自社のB2Bビジネスの認知が低い現状がありました。営業時や採用の際にミスマッチが生じることもあったため、自社の特長をアピールする広報活動の必要性が高まっていました。
さらに、中期経営計画として「法人ビジネス強化」が目指される中、グループ会社との統合や社名変更を機にリブランディングの必要性も高まっていました。
取り組みの内容
オンワードコーポレートデザインは、株式会社シプードが提供するオンライン広報サービス"プロネ"を活用し、攻めの広報PR機能を構築しました。この具体的な施策には以下があります:
- - クライアントとの共同プレス発表会の実施
- - 自社サービスの導入事例の発信
- - アパレル領域でのDXやサステナブル施策のプロモーション
- - 定期的なPR戦略会議の実施
これにより、広報PR活動が社内外での認知を拡充し、社員の意識向上にも寄与しました。
成果とその影響
これらの取り組みの成果として、メディア露出の倍増にとどまらず、社内のマインドの変化も見られました。広報活動を通じてメディアからのフィードバックを受け、自社や事業にプライドを持つ社員が増えたのです。
また、直接連絡できる記者の数も増え、メディアリレーションの強化が実現しました。これにより、情報発信への経営陣の重視も高まり、全社的な広報マインドの啓発が進むこととなりました。
達成した目標
広報PR機能を立ち上げた広報担当の三島菜々子氏は、社内報の発信を自ら手掛けたことで、広報活動の重要性を認識し経営陣に提案しました。未経験からのスタートであったものの、シプードの支援により効果的な情報発信を学び取り、成功を収めています。
次なるステップ
今後の目標として、三島氏は顧客との連携を強化し、広報活動とサービス提供を一体化した新しいパッケージの提案を計画しています。経営戦略と連携したPR活動が、企業の価値向上に寄与することを期待しています。
まとめ
このように、攻めの広報PR機能の立ち上げを通じ、株式会社オンワードコーポレートデザインは企業ブランディングの新たな一歩を踏み出しました。これからの展開にも注目が集まります。