無限が選んだAI技術による脆弱性テスト
株式会社GRCSが提供する「RidgeBot」を利用したペネトレーションテストサービスが、株式会社無限によって導入され、その背景と効果が注目されています。サイバー攻撃のリスクが高まる中、企業が求めるセキュリティ対策の重要性が増しています。
サイバー脅威の現状
2024年においては、サイバー攻撃の前兆となる不審なアクセスが2019年に比べて2倍以上増加し、ランサムウェアによる被害も222件に達。企業では、サイバーセキュリティを経営リスクの一環とみなす必要性が高まってきました。無限は、安心・安全なSaaS製品を開発・提供する中で、製品の脆弱性を確認し、顧客に信頼を提供する取り組みを進めています。
導入の経緯と必要性
無限がペネトレーションテストを導入するきっかけは、新規顧客からの要求にありました。それは、グローバル基準でのテスト実施を求めるものでした。通常、ペネトレーションテストは高度な技術を持つ専門家によるもので、コストや時間がかかるが、無限は求められた条件を満たす方法を考えていました。
そこで出会ったのがGRCSのAI駆動型サービスでした。短期間で幅広く実施できるそのサービスに、無限は導入を決断しました。
実際のテストプロセスと結果
導入後のテストでは、AIが全行程を自動化することで、準備から結果報告までわずか1ヶ月で完了。無限の担当者は「1週間かかると思っていたテストが翌日には終わる」とそのスピードに驚き、自社のニーズにマッチしたことを評価しました。
また、詳細なテスト内容は専門家に任せるため、精度の高い網羅的なレポートを作成。顧客からは「品質の高いテストを実施している」との声も寄せられました。コスト面でもAI駆動の特性が活かされ、従来よりも効率的にサービスを利用することができました。
今後の展望と継続的な取り組み
無限は、今後もこのペネトレーションテストサービスを活用し、持続的にセキュリティ対策を強化する意向を示しています。担当者は「セキュリティレベルを向上させるための取り組みを継続的に考えていきたい」と話しており、継続的な安全対策の重要性を認識しています。
無限は、今後も高いセキュリティレベルの維持を目指し、顧客の信頼を得るための努力を続けていくでしょう。
さらなる情報の取得
サービス活用事例の詳細は、GRCSの公式サイトからダウンロード可能です。興味のある方はぜひご確認ください。
URL:
GRCS公式サイト
会社情報
株式会社GRCSは、東京都千代田区に本社を置き、GRC・セキュリティ関連ソリューション事業を展開。設立は2005年3月で、現在は東京証券取引所グロースに上場しています。代表取締役社長は佐々木慈和氏です。