営業生産性を向上させる新機能「タスクリスト」
営業活動において重要なことは、正確かつ迅速なデータ入力です。amptalk株式会社が提供する「amptalk analysis」は、AIを駆使して商談内容の文字起こしからSalesforceの更新項目を自動で提案する新機能「タスクリスト」を発表しました。これは、従来の営業担当者が1日あたり約60分を費やしていたデータ入力作業を、わずか5分に短縮することを目的としています。
この革新的な機能は、商談の振り返りや顧客とのコミュニケーションを助けるだけでなく、営業パーソンがAIの提案に基づいて簡単に確認し、ワンクリックでSalesforceの更新を完了できる点が大きな特長です。これにより、営業組織全体のデータ蓄積が自然に行われ、データドリブンな戦略の実現が可能となります。
新機能開発の背景
営業活動の現場では、データ入力に対する負担感が大きな課題となっています。McKinsey & Companyの調査によると、営業担当者の顧客対応にかける時間は全体の10%〜20%にとどまり、残りの時間は資料作成や社内の手続きに振り向けられている現実があります。そのため、SalesforceなどのCRMシステムへの入力は後回しにされ、十分なデータが蓄積されないままとなりがちです。
さらに、Salesforceのデータによると、営業が実際に販売にかけられる時間は週のわずか28%であり、残りは事務作業や社内調整に使われています。HubSpotの調査でも、営業が顧客と向き合う時間が1日2時間程度で、半分以上が管理業務に割かれるという厳しい現実が浮き彫りになっています。
このような課題を解決するために「タスクリスト」機能が生まれました。商談内容を自動で文字起こしし、その結果を基にSalesforceへの入力項目を自動で抽出することで、営業パーソンは入力作業の負担から解放されます。
「タスクリスト」の効果
1.
商談の自動抽出
商談の文字起こしから、決裁者や課題などの重要な情報をAIが自動抽出。これにより、データ入力作業が大幅に短縮されます。
2.
ワンクリックで更新完了
1日に発生した商談の記録がタスクリスト形式で管理され、容易にSalesforceに一括更新可能です。これにより、日常業務の流れを妨げることなく、記録業務を完了できます。
3.
自然なデータ蓄積
営業担当者の手を介さずにデータが入力されることで、網羅的なデータがSalesforceに蓄積され、予測精度の向上やナレッジの活用が進みます。
特許技術を活用した新機能
この新機能の開発には、2024年11月に取得した特許技術が活かされています。この技術により、商談で得た音声データを元に自動で情報を抽出し、営業支援システムに登録する仕組みが実現されました。
amptalk株式会社の使命
amptalk株式会社は、「人と人が向き合う時間を最大化する」というミッションを掲げ、営業活動の効率を向上させるためのサービスを提供しています。電話・商談解析ツール「amptalk analysis」やAIロープレツール「amptalk coach」を通じて、営業データの資産化を図ります。
総じて、「タスクリスト」機能は営業組織における生産性向上とデータ管理の自動化を実現し、営業チームがより戦略的な活動に集中できる環境を整えるものとなります。
詳細情報:
amptalk公式HP
会社情報
amptalk株式会社
代表者: 猪瀬 竜馬
所在地: 東京都渋谷区渋谷2−20−11 渋谷協和ビル8階
設立日: 2020年5月
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