PharmaXの上野氏が価値共創XのAIアドバイザーに就任し、新たな挑戦を開始

PharmaXの上野氏が価値共創XのAIアドバイザーに就任

信じられないほどのスピードで発展するテクノロジーの中で、株式会社価値共創Xは、顧客体験の向上に向けた新たな取り組みを始めました。2025年12月1日、PharmaX株式会社のCTOである上野彰大氏が同社のAIアドバイザーに任命されました。これにより、上野氏は価値共創Xが提供する事業価値評価やクライアントへの価値提供の向上を支援する役割を果たします。

上野氏は、国内屈指のLLM（大規模言語モデル）アプリケーション設計の専門家として知られています。彼の実績は特に顕著で、2023年には迅速にLLMをECサービス「YOJO」に導入し、約40万人の顧客の体験を改善しました。この結果、購入率や利益率の大幅な向上を達成しました。こうした結果をもたらした独自のAI活用のノウハウは、他に類を見ない貴重なものです。

価値共創Xの新しいミッション

価値共創Xは、成長を追求する企業にとって、ただのコンサルタントを超えた新しい選択肢を提供することを目指しています。「コンサルに依頼する以外の選択肢」を模索し、企業が新規事業やデジタル事業に挑戦する際の意思決定を促進するテクノロジーの開発に力を入れています。

同社の経営戦略では、AIを駆使した「事業評価エンジン」の実装が重要視されています。このエンジンは、デジタル事業の成長確度を高めるために設計されており、AI技術のさらなる高度化が核となります。

上野氏が提供する知見により、価値共創Xはデジタル事業開発の現場において、企業への価値提供を迅速化し、より効果的に新たな事業構想を実現するための取り組みを進めてまいります。

上野氏の見解

上野氏は、今後の技術の進化について明言しています。「2025年以降、LLMの導入が成果につながる難しさが増してくる」と警鐘を鳴らし、特にAIエージェントの持つ可能性を感じる一方、実務での成果を上げるためのハードルが高く感じられるとのことです。

彼は「真に価値あるデジタル事業を支援することが今求められている」と語り、その熱意を強調しています。彼の経験をもとに、多くの企業がデジタル事業での成功を収め、新たな価値を社会に提供できると確信しています。

細野代表のコメント

株式会社価値共創Xの代表取締役である細野雄紀氏は、その業務の重要性について言及しました。彼は、SNSや書籍でのLLMに関する評価は「魔法のような存在」と称されることが多いが、実際に導入に取り組むと、従来のシステム開発の常識が通用しない場合が多いと指摘しました。上野氏が成し遂げた、顧客体験の改善と売上の向上の成果は、それ自体が注目に値します。

今回のアドバイザー就任により、上野氏の実践的な知識が最大限に活かされ、デジタル事業の立ち上げや成長に挑む企業に対して、確かな価値の創出を促進することが期待されます。

上野彰大氏プロフィール

上野氏は東京大学農学生命科学研究科を卒業後、経営共創基盤での経験を経て、2018年にPharmaX株式会社を設立しました。AIエージェントを活用したカスタマーサポートの自動化を実現し、周囲の期待を超える成果を上げました。

2025年には「AI Engineering Summit」で、AIエージェントの継続改善に関するテーマで講演予定です。また、1万人以上が登録するエンジニア向け勉強会「StudyCo」の主宰者でもあります。