国内初のPrusa Research社との提携！3Dプリンター新時代の幕開け

国内初の3Dプリンター正規代理店契約締結

名古屋市の有限会社名古屋工芸が、チェコに本社を置く3Dプリンターの大手企業「Prusa Research」と正規代理店契約を結びました。この契約は国内初となり、2024年10月からPrusa Researchの最新3Dプリンターや付属品の販売がスタートします。

3Dプリンターの新たな活用法

名古屋工芸は、熱溶解積層式3Dプリンター『Senju SV-04』を製造・販売していますが、今回の提携により、これまで試作品製造が主な用途だった3Dプリンターの活用範囲が広がることが期待されます。同社は国内市場への出荷検査や保守メンテナンス、技術サポートを充実させることで、小ロットの量産にも対応できる環境を提供します。これにより、多くの企業が新たな製造方法として3Dプリンターを導入しやすくなるでしょう。

プロダクトの幅広いラインナップ

Prusa Researchが提供する3Dプリンターは様々なモデルがあり、最大5つのツールを搭載できる「PRUSA XL」や、高機能材料の安定造形を実現する「PRUSA PRO HT90」、コストパフォーマンスに優れた「PRUSA MK4S」などがラインナップされています。これらは各種産業への導入が進むことで、3Dプリンター市場の成長に寄与することが期待されています。

Prusa Research社の概要

Prusa Research社は、2012年にJosef Prusa氏によって設立され、現在はプラハを拠点にしています。毎月1万台以上もの3Dプリンターを160か国以上に出荷しており、その成長ぶりは目を見張るものがあります。また、同社はPRUSA PRO AFSという自動でテーブル交換を行う3Dプリントファームなど、革新的な技術を開発しており、これにより3Dプリンティングの効率が格段に向上しています。

「ものづくりワールド大阪」への出展

さらに、Prusa Research社は2024年10月2日から4日まで、大阪で開催される「第27回ものづくりワールド大阪」に出展します。このイベントは、国内のBtoB向け展示会としては初めての出展機会であり、多くの業界関係者の注目が集まっています。出展はインテックス大阪の2号館、ブース番号は12-75です。

この契約を通じて、名古屋工芸はさらなる顧客ニーズに応える準備を進めており、興味のある方は特設サイトの開設を楽しみにしていただければと思います。