パナソニック コネクトが新エバンジェリスト2名を任命
株式会社パナソニック コネクトは、前平 克人氏と藤井 宏之氏の2名が新しく公式エバンジェリストに任命されたことを発表しました。この人事は、変化の激しいビジネス環境におけるサプライチェーン管理(SCM)やIT戦略の重要性を再認識する中で実施されました。特に、COVID-19の影響を受けて、企業は変革を強いられています。
新たに就任したエバンジェリストの役割
SCM戦略のエバンジェリスト:前平 克人氏
前平氏は、過去20年間、外資系コンサルティングファームでSCM関連の戦略コンサルティングを手掛けてきました。その経験を活かし、企業のSCM戦略の立案から導入、実行管理まで幅広くサポートしていきます。
近年、SCMの再構築が求められています。特に、自然災害や政情不安、原料不足といったリスクが増加している中では、経営と現場のデジタル化と連携が不可欠です。また、彼はパナソニックのインダストリアルエンジニアリング(IE)の知見とDXを融合させ、自律的なサプライチェーンの実現を目指します。
IT戦略のエバンジェリスト:藤井 宏之氏
藤井氏は、約30年にわたりパナソニックでIT部門に従事してきました。特に、コロナ禍におけるテレワークの推進やクラウドシフトに関する取り組みで顕著な実績を残しています。今後、企業のIT戦略のエバンジェリストとして、ICTの戦略立案やサイバーセキュリティを担当し、効率的な業務環境の整備を試みます。
また、藤井氏は最新技術の導入を通じてセキュリティを強化しながら、業務の効率化にも貢献。特に生成AIの活用は、コスト削減にも寄与しそうです。最近導入された法人向けPCサブスクリプションサービス『スリムワークサポート』もその一環として注目が集まっています。
経営改革に向けたビジョン
前平氏がSCMを、藤井氏がIT戦略を担当する中、両者が力を合わせることで、効率的かつ安全な企業運営が期待されています。特に、AI技術やデジタル化の進展が求められる中、彼らの専門知識は多くの企業にとって心強い味方となるでしょう。
今後、パナソニック コネクトは新たなエバンジェリストを通じて、持続可能な経営戦略を実現していく方針です。これにより、顧客のニーズや市場の変化に即応できる体制を整備し、より良い製品とサービスの提供を目指していきます。これからのSCM及びIT戦略に関する新しい挑戦に、注目が高まっています。