外国人人材採用の魅力
2025-01-07 11:21:35

美ヶ原温泉翔峰に外国人人材が新たに採用された理由とは

近年、日本の宿泊業界では外国人労働者の受け入れが増加しており、その中でも特に注目されるのが美ヶ原温泉『翔峰』です。今回は、この宿泊施設に新たに加わった3名の外国人スタッフに焦点を当て、彼らの背景や決断について掘り下げてみました。

美ヶ原温泉『翔峰』は、長野県松本市に位置し、全客室から北アルプスの美しい景観を望むことができます。この素晴らしいロケーションに加え、信州最大級の大浴場や多様な貸切風呂を備えており、訪れる人々にとって心身ともにリフレッシュできる空間が広がっています。そこで働くことになった外国人スタッフは、インドネシア、ミャンマー、バングラデシュから来た3人です。彼らはそれぞれ、フロント業務、ゲストサービスなどで活躍しています。

まずは、インドネシア出身のムハマッドファフリさんにお話を伺いました。彼は2016年に来日し、初めては技能実習生として工場で勤務していました。日本の技術力や接客スキルに魅了され、宿泊分野の特定技能資格を取得し、翔峰で働くことを決意したそうです。彼は日本語の勉強が難しいと感じつつも、日本の歴史にも興味があるとのことで、特に縄文時代に強い関心を寄せています。

次に、ミャンマーからのイエインドラアウンさんは、日本のアニメを通じてこの国に興味を持ったとのこと。彼女は最初は母国の情勢から海外で働く決断をしたものの、出発前は不安もあったそうです。しかし、着物の着付けを素早くできるようになったことを嬉しそうに語り、日本語の習得にも努力を重ねています。

最後に紹介するのは、バングラデシュ出身のカンエムディラセルさんです。彼は建設業で働いた経験を経て、宿泊業に興味を持ち、特定技能資格を取得しました。彼はボランティアスクールに通いながら、多国籍の人々との交流を通じて新しい文化を学び、自身のキャリアを広げています。

この3名のスタッフは、それぞれ異なるバックグラウンドを持ちながらも、翔峰での仕事に情熱を注いでいます。アルピコホテルズは、コロナ禍からの回復に伴い、人手不足解消の一環として外国人人材の採用を推進しており、特にグローバルな環境作りを目指しています。

アルピコホテルズは2年前から本格的に外国人材の採用に取り組んでおり、今回の3名はその成果の一部と言えるでしょう。採用担当者である猿橋氏は、ただ人数を増やすのではなく、多様な視点を持つ人材を積極的に迎え入れることの重要性を強調しています。特に、外国人スタッフの増加に伴い、業務マニュアルの見直しや教育方法の改善が求められています。

その結果、外国人人材が持つ新たな視点や価値が、宿泊施設や地域での新しい体験を生み出す鍵であると考えられています。アルピコホテルズは、外国人人材を単なる労働力としてではなく、宝物として位置づけ、彼らの専門性や意見を大切にしているのです。

今回のインタビューを通じて、外国人人材は日本に新たな視点をもたらし、業界の活性化を助ける存在であることが明らかになりました。彼らの成長と挑戦に期待しつつ、美ヶ原温泉『翔峰』が今後どのように変化していくのか注目していきたいと思います。


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株式会社ダイブ
住所
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電話番号
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