CTC、CrowdStrike Falcon Complete Next-Gen MDRでセキュリティ強化を実現
CTC、CrowdStrike Falcon Complete Next-Gen MDRを導入しセキュリティを強化
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が、CrowdStrikeのクラウドネイティブなプラットフォームである「Falcon Complete Next-Gen MDR」を採用したことが発表されました。本製品の導入により、CTCのセキュリティガバナンスが大幅に強化されたことが期待されています。
CTCの背景と導入の決断
CTCは国内有数のシステムインテグレーターであり、IT業界のリーダー企業の1つです。2023年にはCrowdStrikeとパートナー契約を結んでおり、翌2024年にはアジア太平洋・日本地域で「グロースパートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。このような背景を受けて、CTCはセキュリティ体制の強化を目指し、CrowdStrikeのMDRを導入する決断を下しました。
導入前の課題
導入前、CTCは他社製のEDR(エンドポイント検出応答)を使用しており、グループ会社が24時間体制でその運用を行っていました。しかし、インシデントアラートが発生した際にはその緊急性に応じて担当者が対応しなければならず、常に対応可能な状態を維持することが求められていました。この課題はAV管理を担当するチームの負担を増大させていました。また、セキュリティエキスパートを即座に増員することも難しかったのです。
Falcon Complete Next-Gen MDRの選択理由
CTCは、扱う製品をショーケースとして活用するという方針を掲げています。特にMDRは、EDR運用上の課題を解決するソリューションであることから、既存のEDRの代替としてFalcon Complete Next-Gen MDRを選ぶことにしました。これにより、運用工数の削減とともに、設定ミスを防げることが大きな利点です。
導入後の効果
2024年2月末までにFalcon Complete Next-Gen MDRの導入が完了し、ポリシーなどの設定が自動化されることにより、運用の効率化が進みました。エスカレーションの頻度も減少し、セキュリティ担当者はアラートの内容についても専門家からの説明を受けることで、理解が深まります。これにより、安心感も向上し、全体的なセキュリティ体制が強化されています。
CTCのデジタルサービス事業グループの部長、滝柳 寛氏は、「私たちがユーザーであることが価値の一つであり、CrowdStrikeを通じて得られた知見はCTC-MDRの運用にも活かされています。今後もクラウドストライクを積極的に提案し、業界での真のリーディングパートナーを目指していきたい」と述べています。
CrowdStrikeについて
CrowdStrike(NASDAQ: CRWD)は、サイバーセキュリティのグローバルリーダー企業として、エンドポイントやクラウドワークロードを保護する最先端のソリューションを提供しています。その独自のCrowdStrike Falcon®プラットフォームは、AIを活用した高度な脅威検出と防御を実現しており、企業全体のセキュリティを根本的に向上させる手助けをしています。
さらに、CrowdStrikeは迅速でスケーラブルな展開を可能にする軽量なアーキテクチャを特徴としており、様々な規模の企業に対応できる柔軟性を持っています。サイバー攻撃の脅威が高まる中、Falcon Complete Next-Gen MDRの導入は企業にとって重要な一歩であると言えるでしょう。
まとめ
CTCのCrowdStrike Falcon Complete Next-Gen MDRの導入は、今後のセキュリティ体制において大きな強化につながると期待されています。新しい技術を採用することで、企業は柔軟にセキュリティ上の課題を解決し、より安全な経営環境を構築していくことが求められています。
会社情報
- 会社名
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クラウドストライク合同会社
- 住所
- 150 Mathilda Place, Sunnyvale, CA 94086USA
- 電話番号
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