内部不正対策が企業を守る
最近、企業におけるセキュリティ対策の重要性が高まっていますが、その中でも特に注目されているのが「内部不正対策」です。多くの企業が外部からのサイバー攻撃に注目を浴びる中、見落とされがちな内部からの脅威が実は大きなリスクを孕んでいるのです。
大規模な被害が相次ぐ現状
オンラインで情報を扱う企業にとって、内部不正は深刻な問題です。IPAが毎年発表する「情報セキュリティ10大脅威」では、内部不正による情報漏えいが9年連続で高い順位を記録しています。情報漏えいや不正行為は、企業経営に直結する重要な問題であり、それに対する対策は喫緊の課題です。
内部不正の検知が難しい理由
内部不正には、従業員や関係者によるデータの不正持ち出しや改ざんなど、さまざまな形態があります。これらは通常業務を行う権限を持つ者が行うため、外部のサイバー攻撃と比較して検知が非常に難しくなっています。
特に有効な対策として「UEBA(User and Entity Behavior Analytics)」があります。これにより、ユーザーの通常行動を基に異常な行動を自動的に検知することが可能になります。しかし、導入には高額なコストと専門的な知識が必要なため、多くの企業が取り組めずにいるのが現状です。
リーズナブルな内部不正対策の解決法
このような課題に対処するため、テリロジーが主催するウェビナーでは、より少ない投資で内部不正対策を実現する方法を紹介します。具体的には、端末の操作ログを活用した対策手法について解説。ユーザーの行動記録を通じて、不正行為の早期発見を可能にします。
このウェビナーでは、Sky株式会社が提供する「SKYSEA Client View」と、SIEM機能を持つSaaS型サービス「Sumo Logic」を組み合わせたソリューションを紹介します。また、異常な行動を検知した際の通知や調査を行う「マネージドセキュリティサービス(MSS)」も取り入れ、包括的な対策が実現できます。
参加方法と今後の展望
このウェビナーは、コストの面で内部不正対策が困難な企業にとって、貴重な情報源となるでしょう。「高額なソリューションに代わる安心できる手法を探している」「操作ログを活用して不正行為を見抜きたい」と考えている方は、ぜひ参加してみてください。
マジセミは、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催予定です。過去のセミナー資料も公開しており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。