株式会社OmakaseがBitGoのバリデータパートナーに
株式会社Omakase(大阪市西区)が、米国の大手カストディ事業者であるBitGoの日本における初のバリデータパートナーに選ばれた。この提携により、OmakaseはBitcoinやEthereumのステーキングサービスを顧客に提供し、暗号資産市場の拡大を支援することとなる。
発表の背景と意義
2024年、アメリカではBitcoinとEthereumの現物ETFの認可が予想される中、暗号資産市場は急成長を遂げている。特にBitcoin ETFは金ETFと同等の運用資産を持ち、今後の進展が期待されている。この流れの中で、Omakaseは20を超えるブロックチェーンバリデータの運用経験を活かし、国内外の機関投資家に向けて暗号資産のステーキングニーズに応えることが求められている。
Omakaseの技術力と支援体制
Omakaseは親会社である株式会社Kudasaiと連携し、技術支援や国内でのマーケティングを行う。また、顧客には様々な業界からの投資家が名を連ねており、その信頼性が高く評価されている。BitGoとの提携を通じて、Omakaseはさらに進化し、顧客が安心してステーキングを行えるよう、エンタープライズグレードのセキュリティを提供する。
BitGoの役割と市場への影響
BitGoは2013年に設立され、機関投資家向けに特化したデジタル資産のセキュリティとカストディサービスを提供してきた。50カ国で1,500以上の顧客に支持されていることからも、その信頼性は確立されている。OmakaseとBitGoが協力することで、日本国内におけるステーキング市場の拡大が加速されることが期待されている。
ステーキングサービスの展望
今回の提携では、初めにBitcoinやEthereum、Berachainに対応するとしており、さらなる対応範囲の拡大も計画されている。関係者によれば、BitGoのセキュリティと信頼性に支えられながら、Omakaseは日本の機関投資家に対して安心のステーキングサービスを提供するとのことだ。
代表取締役の渡辺瑛介氏は「日本のステーキング市場において、OmakaseとBitGoの連携は大きな転機になる」と述べ、今後の展望に期待を持ってコメントした。
おわりに
日本国内の暗号資産市場は、個人投資家のみならず機関投資家の関心も高まっている。今後OmakaseとBitGoによって安心で信頼性の高いステーキングサービスが広がることで、さらなる市場の成長が期待できる。暗号資産業界の発展を見つめながら、OmakaseとBitGoの今後の展開から目が離せない。
株式会社Omakaseは2024年1月に設立され、暗号資産バリデータ運用など幅広い技術支援業務を手がけている。また、Omakaseは約200億円に及ぶ暗号資産のデリゲーションを受けており、その専門技術力は今後の成長への期待を大いに抱かせるものである。
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*件の問い合わせについては、Omakase公式ウェブサイトまたはTwitterでご確認ください。