車内放置防止!「りすきー」
2024-07-17 15:52:23

車内放置は危険!「りすきー」で熱中症から子どもを守ろう - 日本気象協会とJAFが新たな標語を発表 -

車内放置は一瞬で危険!「りすきー」で命を守ろう



近年、車内放置による熱中症事故が後を絶たない中、一般財団法人日本気象協会と一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、さらなる啓発活動強化に乗り出しました。

2024年7月17日、両団体は「熱中症、こんな人は特に注意!家族やペットを車に乗せる人」編を、日本気象協会の「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式サイトで公開しました。

今回の啓発活動では、JAF監修のもと、車内置き去りの危険性をより具体的に訴える新たな標語「りすきー」が発表されました。

「りすきー」は、「り」理由を問わず、残さない「す」少しの時間でも、残さない「き」季節や天候を問わず、残さない という3つのメッセージを込めています。

子どもが寝ているから、ぐずっているから、エアコンを直前までつけていたから…など、どんな理由があっても、車内に子どもやペットを放置することは絶対に避けなければなりません。

JAFの調査では、家族に12歳以下の子どもがいる方の54.9%が、時間の長さに関わらず、子どもを車内に残した経験があると回答しています。これは、多くの人が車内放置の危険性を十分に認識していないことを示唆しています。

車内温度は想像以上に上昇する!



気温34℃の屋外に駐車した送迎用バスとミニバンは、わずか1時間後には車内温度が40℃を超えるというJAFのユーザーテスト結果も発表されています。

暑さ指数(WBGT)は、わずか20分後には「厳重警戒」ランク、40分後には「危険」ランクに達し、最高で41.4を記録しました。

こうしたデータからもわかるように、車内温度は外気温よりもはるかに高くなり、短時間でも命に関わる危険性が潜んでいるのです。

熱中症対策は「行動」と「設備」の見直しから!



「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは、車内置き去りを防ぐための具体的なアクションも提案しています。

車から降りる前に、子どもやペットが車内に残っていないか必ず確認する。
車のドアを開けて、車内温度を確認する。
車内に忘れ物がある場合でも、必ず子どもやペットを連れて車に戻ること。
車に置き去りにされた場合に備え、連絡先を車内に明記しておく。

さらに、車内の温度上昇を抑えるための設備対策も重要です。

車の窓を少し開けておく。
日よけシートやサンシェードを使用する。
* 車内に温度計を設置する。

「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、今後も車内での熱中症予防・対策に関する情報を発信し、啓発活動を進めていきます。

車内放置による熱中症事故を防ぐために、私たち一人ひとりが意識を高め、具体的な行動を起こすことが大切です。


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会社情報

会社名
「熱中症ゼロへ」プロジェクト
住所
東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 55階
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