Arches資金調達
2021-12-16 10:00:11
アジア最大級の知識共有サービスArchesが資金調達で成長加速へ
アジア最大級のエキスパートナレッジシェアを展開するArchesが新たに資金調達
【背景】
エキスパート知識を提供する企業Arches(アーチーズ)が、第三者割当増資により1億8,000万円の資金調達を達成しました。アジア各地に拠点を持つ同社は、クライアントの新たな事業展開や課題解決を支援するため、専門的な知識を有する人材をマッチングするサービス「エキスパートナレッジシェア」を提供しています。
【サービス内容】
Archesは、ホーチミン、東京、シンガポール、上海など5拠点を展開し、「Share knowledge, Empower Asia」を企業のミッションに掲げています。具体的には、企業や個人のニーズに応じて、有識者へのアクセス機会を創出し、専門知識を持つ人材とクライアントを的確に結びつけることを目的としています。特に、アジアでの要望に応えるため、50,000人以上の有識者データベースを構築していることも強みです。
同社の「エキスパートハント」テクノロジーは、迅速に特定の専門家を見つけ出すためのシステムで、高い専門性や希少性を求めるビジネスニーズに応じたリソースの提供が行われます。これにより、クライアントはインタビューやレポート作成などを通じて、求める専門知識にアクセスすることが可能となります。
【資金調達の狙い】
今回の資金調達を受けて、Archesはさらなるエンジニアチームの強化やプロフェッショナルチームの編成を進める予定です。特に、ニッチな有識者を市場から探し出すための独自システムの開発が加速することが期待されています。また、グローバルなサービス展開を視野に入れた営業やマーケティング体制の強化にも注力します。これにより、アジア市場での競争力を一層高めることを目指しています。
【未来への展望】
コロナ禍以降、専門知識への需要が急増しており、従来の戦略コンサルティングファームや投資会社からの引き合いも増加しています。Archesでは、すでに150社以上の企業と取引実績があり、特に経営企画や新規事業開発部門からのニーズが多様化しています。
同社は、今後も精度の高いエキスパートナレッジシェアを提供するため、さらなるプラットフォームの拡充を進めることが計画されています。特に、「生きた情報」を届けるプロダクトの開発にも力を入れ、広範な顧客に専門知見を提供することで、知識の民主化を進めていく方針です。
【投資家のコメント】
今回の資金調達には、株式会社ユーザベースや博報堂DYベンチャーズなどが参加。投資家からは、Archesの強固なネットワークと、エキスパートの知見を生かしたサービスの成長に対する期待が寄せられています。株式会社ユーザベースの代表は、Archesとの提携を通じて人の知見が循環し、より多くの社会課題解決に繋がることを目指すと言及しました。
【まとめ】
Archesは、今回の資金調達を機にアジア市場での知識共有プラットフォームを拡大させ、クライアントが必要とする専門的な知見へのアクセスをより一層促進する取り組みを進めています。企業の新たな挑戦を後押しするため、積極的な展開が期待されています。
会社情報
- 会社名
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アーチーズ株式会社
- 住所
- 150 Beach Road, Level 35, The Gateway West, Singapore
- 電話番号
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