教育の未来を拓く
2024-07-23 10:23:09

デジタルアーカイブ教育の新たなステージへ 誠勝がホワイトペーパーを刷新

株式会社誠勝(東京都新宿区、代表取締役山本大視)は、司書・学芸員養成課程向けの産学連携教育ホワイトペーパーをリニューアルしました。この更新は、2024年7月23日(火)に「まちづくりの誠勝」内で公開され、デジタルアーカイブ利活用に焦点を当てた教育の第一歩となります。

このホワイトペーパーは、過去に公開された教育資源の一部を拡充し、特にデジタルアーカイブ業界の現状とその課題を深く掘り下げています。また、新しい教育事例では、大判サイズに対応したデジタルアーカイブ専用スキャナーの活用が紹介されており、実践的な情報提供も行われています。

リニューアルの背後には、2023年4月1日に施行された改正博物館法があります。この改正により、博物館は資料のデジタルアーカイブ作成とその公開が新たな事業として求められることとなりました。ところが、文化庁が行った調査によると、デジタルアーカイブに関する専門知識を持つ職員がいない博物館が70%を超え、また約半数の館がデジタルアーカイブの作成自体を計画していないことがわかっています。これにより、大学での学芸員養成課程においてデジタルアーカイブを教えることのできる人材の不足や、民間企業でのデジタルアーキビスト育成の必要性が議論されています。

誠勝はこの現状を受け、大学の教員と連携してデジタルアーカイブ教育の取り組みを進めています。特に、学芸員資格を有する者を対象とした講義を実施し、デジタルアーカイブの利活用における成功モデルを周知・啓発していく方針です。

さらに、誠勝のホワイトペーパーには、過去の資料や研究成果がまとめられたページも設けられており、利用者が簡単にアクセスできるようになっています。既に公開された資料を一覧で見ることができるページは、誠勝のコーポレートサイト(https://sei-syou.co.jp/news/list-of-whitepapers-for-each-service)からアクセス可能です。これにより、さまざまな教育リソースが一元化され、より多くの人々に利用されることが期待されています。

株式会社誠勝は、2012年の設立以来、デジタルアーカイブの構築とその利活用を専門とする企業として、累計5,000社以上の団体から支持を受けています。「文化を継承するアメーバ」をミッションに掲げ、地域産業との連携を深めることで、人々の生活を豊かにすることを目指しています。現在、プライバシーマークにも認証されており、個人情報保护の面でも信頼されています。

今後も誠勝は、デジタルアーカイブ教育の普及や専門知識の育成に力を入れ、デジタルアーカイブ業界の一歩先を行く取り組みを進めていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社 誠勝
住所
東京都新宿区余丁町7-1発明学会ビル2階
電話番号
03-6457-7962

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