滋賀大学経済学部でのERP・SAP講座
2026年1月23日、滋賀県彦根市に位置する滋賀大学経済学部で、株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)によるERP(統合基幹業務システム)・SAPの基礎講座が実施されました。この講座は、経済学部の学生たちがデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための知識を得ることを目的としています。
講座の背景と意義
滋賀大学経済学部はその前身である彦根高等商業学校から受け継いだ理念「士魂商才」を基に、教養と社会貢献の精神を育む教育を行っています。近年、時代の変化に対応するため、独自の改革にも取り組んでいます。これに対応するため、NTTデータGSLは「GSL大学」を設立し、全社員のスキル向上を図るための多様な教育プログラムを展開しています。
今回の講座は、GSL大学が培った知見を基に、実務に役立つスキルを学生に伝授することを目指しています。基礎的な知識を学ぶだけでなく、業務プロセスの理解とデータ活用の力を養うことを重視しました。
講座の内容
講座は、経済学部の学生18名が参加し、NTTデータGSLの濱田優氏が講師を務めました。その内容は多岐にわたり、以下のようなテーマが取り上げられました:
- - SAPとERPの概要: SAP社が提供する業務プロセスの効率化を図るソリューションの紹介。特に、最近のクラウド事業が好調である点にも触れました。
- - ERPの重要性: SAPが実現する水平統合と垂直統合の概念を伝え、企業経営における情報の活用方法について学びました。これにより現場の業務が経営にどのように影響を与えるかを理解します。
- - 基幹系システムの歴史: 1980年代から現在にかけてのERPの発展を学ぶことで、時代とともに変化する企業のデータ活用の仕方を理解しました。
- - AIの活用: SAPが進めるAIファーストの戦略についての説明があり、データ分析や業務改善におけるAIの役割を把握することができました。
- - SAPコンサルタントとしてのキャリア: NTTデータGSLでのコンサルタントの仕事内容や成長機会、育成制度についても具体的に示され、学生たちは将来のキャリアをリアルにイメージすることができました。
学生の反応
講座後、学生たちは高い評価を寄せました。特に、一部の学生は「専門用語が分かりやすく説明されたことで、業務がリアルに想像できた」との感想を述べました。加えて、実際の企業現場での働き方や育成体制などに対する理解が深まり、就職活動に対する意欲も高まったようです。
今後の展望
NTTデータGSLは今後も滋賀大学との産学連携を進め、学生たちがSAPやERPについての知識を深化させる場を提供するとともに、採用プロセスを透明化し、ミスマッチを防ぐ努力を続けるとのことです。この講座は、企業と大学の協力による新しいキャリア形成の道筋を示す貴重な試みとなりました。
まとめ
このように、NTTデータGSLによる滋賀大学経済学部向けのERP・SAP講座は、学生にとって今後のキャリアに役立つ貴重な経験となったことでしょう。講座を通じて得た知識と理解は、彼らが将来的に社会で活躍するための重要な基盤となることが期待されます。