神社ソムリエ佐々木優太氏が学級長に就任
株式会社アミナコレクションが運営する「岩座-IWAKURA-」が主宰する「あまのいわと学校」に、神社ソムリエの佐々木優太氏が学級長として新たに就任しました。この学校は、実際に神話の舞台を訪れて、天岩戸開き神話を学ぶことを目的としており、座学だけではなく体験を通じて学んでいくユニークなプログラムを提供します。
あまのいわと学校の特徴
あまのいわと学校では、教室での授業ではなく、実際に天岩戸神社やその周辺地域を訪れることが大きな特徴です。この学校の目的は、神話の語り部となり、その深い意味を考え、そして大切に伝えることにあります。例えば、過去には天岩戸神社が初めてご神体に注連縄をかけるという神事が行われており、これが地域の文化をより深く理解するきっかけになりました。
学校の運営は、天岩戸開き神話が繋ぐ宮崎県の高千穂と長野県の戸隠を中心に行われており、地域コミュニティの交流にも寄与しています。特に、天岩戸神社と戸隠神社の宮司同士の対談も実現し、神話を通じた連携が広がる様子が見受けられます。
学級長としての佐々木優太氏
佐々木優太氏は、全国1万社以上の神社を巡り、幅広い知識を持ち合わせています。近年ではメディアにも頻繁に登場し、多くの人々に神社の魅力を伝える存在として注目されています。「マツコの知らない世界」に出演したことで、その存在感は多くの人の心に残り、YouTubeチャンネルも多くのフォロワーを集めています。
佐々木氏は、「天岩戸神社と戸隠神社の参拝は非常に貴重な体験であり、多くの人々にこの機会を楽しんでもらいたい」とコメントしています。彼自身の体験や知識を基に、神話の学びをより深め、より多くの人々と共に楽しむ姿勢を大切にしたいと励んでいます。
麻の種による座学とワークショップ
あまのいわと学校では、麻を使ったワークショップも行われています。麻は古来より魔除けや縁起物として使用され、神社の神事にも欠かせない素材です。参加者は、自ら手を動かしながら麻を撚り、紐を作る体験を通じて、古代の文化に触れることができます。
開催スケジュールと参加方法
令和6年度のプログラムは、長野県の戸隠神社を舞台にしたフィールドワークとして10月19日と20日に行われます。同プログラムでは、佐々木氏だけでなく、天岩戸神社の宮司や麻の種の徳永氏も特別ゲストとして出演し、参加者は共に学びながら貴重な体験をすることができます。
また、12月には宮崎県の天岩戸神社で注連縄張替御神事への参加も予定されています。このようにあまのいわと学校は、季節ごとのプログラムを通じて、地域の文化や神話を深く理解し、実践する機会を提供しています。
さいごに
あまのいわと学校は、単なる学びの場ではなく、心豊かな体験がスタートする場所です。神社ソムリエの佐々木優太氏の学級長就任により、ますます魅力的な内容となっていくことが期待されます。これからも地域の神話と文化を伝えていくあまのいわと学校にご注目ください。