タイミーと中富良野町、包括連携協定を締結
株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、北海道の中富良野町(町長:小松田 清)および一般社団法人なかふらの観光協会(会長:日向 猛)と、包括的な連携協定を結びました。この協定は、地域の様々な産業、特に農業や観光業の活性化を目指し、特定の短期業務、つまりスポットワークの活用を推進するものです。
中富良野町は、北海道のほぼ中央に位置し、美しい富良野盆地に恵まれた町です。特に夏のラベンダーのシーズンには、多くの観光客が訪れ、その美しい風景が楽しめます。農業が主な産業であり、お米やメロン、アスパラガスなどが栽培されています。最近では観光と農業が連動するグリーンツーリズムにも力を入れ、その魅力を発信しています。
しかしながら、中富良野町も全国的な傾向に影響され、人口減少が深刻な問題となっています。1955年のピーク時には11,105人だった総人口は、2025年には4,379人まで減少する見通しです。また、産業別の就業者数も減少傾向が続いており、特に農業や観光業は人手不足が悩みの種となっています。これを受けて、タイミーは中富良野町の地域課題に対処するため、今回の協定締結に至ったのです。
取り組みの内容
この協定では、タイミーが中富良野町および観光協会と協力し、地域の事業者や地域住民に対して以下のような取り組みを行うことになっています。
- - 事業者向け説明会の実施:スポットワークの導入支援を行い、地域の事業者が短期間の雇用を活用できるようサポートします。
- - スポットワークの活用推進:事業者が更にスポットワークを取り入れることを促進させ、業務の効率化を図ります。
- - 多様な働き方の推進:町民へ向けて多様な働き方を提案し、地域全体での雇用機会を拡大することを目指しています。
このような取り組みを通じて、地域の人手不足を解消し、経済の活性化を促進させる計画です。
タイミーと地方自治体の連携
タイミーは、これまでに33道府県・65の自治体と連携協定を締結しており、今回の中富良野町との協定は66市町との連携となり、北海道内では20の自治体目の協定です。この連携により、地域の課題解決に向けた体制が整いつつあります。
会社概要
この連携協定を通じて、タイミーは地域の課題の解決にも貢献し、町の未来を共に築いていく意気込みを示しています。