MIC株式会社が新たな一歩を踏み出す
2024年12月25日、東京証券取引所スタンダード市場に新規上場したMIC株式会社。所在地は東京都新宿区で、創業から70年以上の歴史を持つ企業です。代表取締役会長の水上光啓氏と代表取締役社長の河合克也氏が就任する中、企業のビジョンは「デジタル×フィジカルで、“企業の未来にイノベーションを起こす”」という大きな目標を掲げています。
MICは販促・マーケティング業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、企業の非効率を解消することを目指しており、これまで多岐にわたるサービスを展開してきました。その中には、コンサルティング、システム開発、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、クリエイティブ及びものづくり(印刷・製造)、フルフィルメント、そしてフィールドサポート作業などが含まれています。これらのサービスを通じて、顧客のリテール販促活動を包括的に支援し、ビジネス改善を実現しています。
特に注目すべきは、ドラッグストアチェーンに向けた「Co.HUB」という共同配送サービスです。これは、複数のメーカー企業からの販促物を当社がまとめて配送するもので、2022年から展開しています。このサービスは、物流の効率化だけでなく、CO2削減というSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも評価されており、数多くのドラッグストアチェーンで導入が進んでいます。
最近の燃料費の高騰や物流の課題である「2024年問題」などに直面する中、MICはこれらの問題に対処するためのビジネスモデルを積極的に展開していく計画です。物流コストの上昇が予想される中、より効率的で持続可能なサービス提供が求められています。
新規上場の報告では、これまで支えてくれた取引先や関係者への感謝の意が表されており、今後も信頼される企業として、より多くの時間を創出することに貢献する姿勢が強調されました。MICは、持続可能な社会を実現するための取り組みを続けると共に、さらなる事業展開を進めていくとしています。
今後の展望として、MIC株式会社は、上場を機にさらなる成長と新たなイノベーションを目指し、社会に貢献し続ける企業であり続けることを宣言しています。引き続き、多くのお客様の幅広いニーズに応え、信頼されるビジネスパートナーとして、未来を切り拓いていくことでしょう。これからの活動から目が離せません。ぜひ、注目していただきたい企業です。