住友電工情報システムの新オプションがビジネスを変える
住友電工情報システム株式会社は、2023年4月1日より新しいオプション「楽々データ変換(らくらくデータへんかん)Ver.1.0.0.0」の販売を開始しました。この画期的なオプションにより、異なるシステム間でのデータ連携がこれまで以上に簡単になります。
業務効率を高める「楽々データ変換」
「楽々データ変換」を利用することで、人事システムから出力されたCSVファイルを、楽々WorkflowIIが取り込むためのフォーマットに自動的に変換できます。これは意外に多くの企業が直面する課題であり、各システムごとに異なるCSVフォーマットに頭を悩ませる必要がなくなるのです。
このオプションの強みは、データ変換ルールやフローを視覚化できる点です。これにより、設定ミスを未然に防ぎ、生産性を大幅に向上させることができます。ユーザーはGUI上で直感的に作業でき、複雑な操作を必要とせずにシステム間のデータを容易に連携できます。
幅広い用途に対応
「楽々データ変換」の用途は組織情報や人事情報の取り込みにとどまりません。データ加工機能が充実しているため、仕訳や文字列加工なども行え、多様な企業活動に応じたカスタマイズが可能です。これにより、さまざまなシステム間でのマスタデータや実績データの反映がスムーズに行えます。
たとえば、特定の時刻に自動でデータ変換を行い、その後、楽々WorkflowIIの夜間バッチでデータを取り込むことができます。このプロセスは、業務の完全な自動化を実現し、人的ミスのリスクを減少させることが期待されています。
システム間のデータ連携を容易に
一般적으로、システム間のデータ連携はCSVファイルを介して行いますが、そのフォーマットがシステムごとに異なるため、構築が複雑になりがちです。しかし「楽々データ変換」は、連携先システムのリクエストやファイル配置に応じて変換ルールを設定し、難なくデータを出力することができます。これにより、より安全でスムーズなデータの流れを実現します。
また、JavaScriptを用いた簡易な文字列加工や、Javaによる複雑なデータ加工も可能であり、特定のビジネスニーズに応じた柔軟な対応ができます。これまでの手間を大幅に軽減し、ITコスト削減にもつながるでしょう。
他の楽々製品と連携
「楽々データ変換」は様々な製品との統合も可能です。例えば、
- - 楽々WorkflowIIは、企業内の申請や承認を電子化し、効率化を図ります。
- - 楽々Framework3は、低コード開発プラットフォームであり、視覚的にアプリケーションを開発できます。
- - 楽々Webデータベースは、ExcelファイルをWebアプリ化し、業務のスピードアップを実現します。
これらの製品と組み合わせることで、業務の効率化に留まらず、データ活用の幅も広がります。
最後に
住友電工情報システム株式会社は、今後も顧客のニーズに即した価値ある製品の提供に努めてまいります。「楽々データ変換」は、その第一歩として、多くの企業の業務効率を向上させることが期待されています。
詳しい情報は
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