琉球銀行の新戦略
2025-07-07 10:17:17

琉球銀行がSalesforce Financial Services Cloud導入で進化する金融サービス

琉球銀行がSalesforce Financial Services Cloudを導入



沖縄県に本店を構える琉球銀行は、中期経営計画「Empower 2025」の一環として、地域とともに成長を目指すための多様な接点によるゴールベースアプローチを推進しています。この度、株式会社テラスカイと日本システム技術株式会社(JAST)の共同開発により、世界的なCRMサービスであるSalesforce Financial Services Cloudの導入を発表しました。新システムの導入により、琉球銀行は顧客のニーズに特化した営業スタイルへと進化します。

導入の背景



琉球銀行は地域経済の活性化に寄与する金融グループとして、顧客の様々なライフイベントに対応してきました。特に、2025年に向けた「Empower 2025」では、地域経済の好循環を促進するため、様々な施策を展開しています。その一環として、次世代のCRM/SFAとしてSalesforceのFinancial Services Cloudを活用し、サービス基盤の強化を図ります。

次世代CRM/SFAの特徴



新しいSalesforce Financial Services Cloudは、顧客のニーズや課題を理解するための営業体制を進化させる仕組みです。

1. 顧客ニーズに応える営業体制



この新システムにより、営業担当者は顧客のライフイベント情報を蓄積し、個別のニーズに合わせた提案を可能にします。さらに、本部とのデータ連携がオンライン化されることで、専門的な課題にも速やかに対応できるようになります。スマートフォンからも顧客情報を簡単に確認でき、交渉履歴を記入することができるため、営業活動が効率化されます。

2. ノーコード・ローコードによる内製化



金融業界は変化の速い環境に身を置いており、テラスカイとJASTは内製化を見据えたノーコード・ローコードでのシステム構築に注力しました。これにより、急速に変化する市場やユーザーのニーズに柔軟に対応しつつ、コスト削減と開発期間の短縮を実現しています。

プロジェクト体制



JASTとテラスカイは、データ連携からシステム構築、運用支援に至るまで一貫したプロジェクト体制を築いており、琉球銀行を強力にサポートします。

琉球銀行のコメント



琉球銀行の取締役頭取、島袋健様は「地域社会の発展に寄与する銀行を目指し、様々なニーズに応じたサービス基盤の構築に取り組んできました。Financial Services Cloudを採用することで、データ活用を通じてお客様理解を深め、課題解決に貢献していきたい」と述べています。

Financial Services Cloudについて



Salesforceが提供するFinancial Services Cloudは、顧客関係管理(CRM)ソリューションであり、顧客情報を一元管理し、生産性の向上を支援します。金融機関がこのシステムを導入することにより、企業は顧客のニーズにきめ細かく応えることが可能となります。

株式会社テラスカイについて



テラスカイは、設立から16年を迎えるクラウドソリューションのリーディングカンパニーで、金融や保険を含む多数の業界で7000件を超える導入実績があります。Salesforceのコンサルティングパートナーとして、業界の変化に合わせた高品質のサービス提供を行っています。

  • ---

この新しいアプローチにより、琉球銀行は顧客との信頼関係をさらに強化し、地域経済の発展に寄与する新たな一歩を踏み出しました。地域との密接な関係を築くことで、今後の発展が期待されます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社テラスカイ
住所
東京都中央区日本橋2-11-2太陽生命日本橋ビル16階
電話番号
03-5255-3410

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。