新たな決済基盤「EZO Pay」の登場
2025年9月12日、北海道に特化したスマホ決済サービス「EZO Pay」が正式にサービスを開始します。この新しい決済基盤は、地域の小売店や飲食店、観光施設など5000以上の拠点で導入され、利用者には簡単で安心なキャッシュレス体験を提供することを目的としています。このサービスは、サツドラホールディングス株式会社のグループ会社、株式会社リージョナルマーケティング(RM)の取り組みの一環として立ち上げられました。
EZO Payの特徴
EZO Payは、業界の平均的な決済手数料が約2%超であるのに対し、1.5%に抑えることで、多くの中小店舗でも導入がしやすく経営負担を軽減することが期待されています。さらに、地元の経済をサポートするために、決済データを地域に還元する仕組みを構築しています。これにより、加盟店や自治体がデータを活用しやすくなる環境が整います。
1. 効率的な経済支援
EZO Payは、店舗オーナーが地域経済を見える化し、政策立案に役立てることができるよう、様々なデータをまとめたダッシュボードを提供します。これにより、地域の消費動向や顧客ニーズを可視化し、より的確なサービスを展開できます。
2. 多様な決済環境
EZO Payは、POS端末や券売機などさまざまなシーンで利用可能です。また、20以上の金融機関との提携により、口座チャージやレジチャージ、専用チャージ機からのチャージにも対応しています。これにより、ユーザーは自分に合った方法で手軽に利用できます。
3. 利用者へのメリット
EZO Payでは、EZOCAアプリやサツドラ公式アプリから簡単に利用でき、220円ごとに1ポイントの還元があります。これにより、地元の商店街での買い物がよりお得になります。
新EZOCAアプリのリニューアル
EZOCAアプリは、地域のニーズに応じたアップデートを行い、様々な機能を追加する予定です。例えば、EZO Pay決済機能を新たに標準搭載し、オンライン発行が可能になるなど、利便性が向上します。これにより、アプリを通じてポイントを貯めるだけでなく、地元の商店とのつながりを強化することも期待されています。
地域文化との融合
決済時に流れる音楽には、札幌発のニューウェイヴ/テクノポップユニット「LAUSBUB」が制作したオリジナルサウンドを使用しています。この楽曲により、EZO Payは聞覚的にも北海道の文化を感じられる仕掛けが施されています。
今後の展望
今後、EZO PayとEZOCAアプリは東京都や他の地域にも展開していく計画であり、地域活性化に貢献するとともに、さらなる機能追加やサービス向上を目指します。地域の皆さまと共に成長し、北海道を代表する決済基盤として、ますます発展していくことを楽しみにしています。
EZO Payの導入で、北海道の経済活性化とより便利な生活を実現するために、今後も説明会や各種プロモーションを通じて利用促進を図っていく所存です。地域の人々に愛される決済基盤を確立することが最大の目標です。