事業承継ファンドの強化
2025-10-01 09:32:33

ケップルキャピタルが浜松いわた信用金庫と連携し事業承継ファンドを強化

ケップルキャピタルが事業承継ファンドを強化



株式会社ケップルキャピタルは、浜松いわた信用金庫から新たに5億円の追加出資を受け、事業承継ファンドの運営を一層強化することを発表しました。2023年11月に設立された「浜松いわた事業承継1号投資事業有限責任組合」は、地域の中小企業が抱える事業承継の課題を解決するために設立されました。これにより、地域内の企業の成長を支援し、持続可能な経済の発展を目指します。

追加出資の背景


本ファンドの設立当初から、地域内で事業承継の問題に直面している企業に対して積極的に投資を行ってきました。ケップルキャピタルは、ただ資金を提供するだけでなく、経営の改善や業務の向上、アライアンスの推進など多角的な支援を通じて、投資先企業の成長を後押ししています。今回の5億円の追加出資は、より多くの地域企業へアプローチし、効果的な支援を提供するための重要なステップとなります。

事業承継のニーズが拡大


日本全体で事業承継のニーズは高まっており、特に中小企業においてはその問題が深刻です。ケップルキャピタルは、これまでの成功事例を基に各地の地域金融機関と連携を強化し、同様の仕組みを全国に展開する計画を立てています。これにより、オーナーの多様なニーズに柔軟に応えられる体制を整え、日本の中小企業が円滑に事業を承継できるよう支援します。

本ファンドの概要


  • - 名称: 浜松いわた事業承継1号投資事業有限責任組合(通称:浜松いわた事業承継1号ファンド)
  • - 運用開始: 2023年11月
  • - 投資対象: 事業承継に課題を抱える地域中小企業
  • - 投資手法: 株式譲受による経営承継支援
  • - 支援内容: 経営体制強化、財務改善、DX推進、人材育成等のハンズオン支援

ケップルキャピタルについて


ケップルキャピタルは、東京都港区に本社を構える会社で、2022年1月に設立されました。株式会社ケップルグループ100%出資であり、代表取締役CEOの神先孝裕氏がその舵を取っています。彼らは、「世界に新たな産業を創造する」というミッションを掲げ、スタートアップのエコシステムを支えるための多様な事業を展開しています。

浜松いわた信用金庫の役割


浜松いわた信用金庫は、1950年に設立され、静岡県浜松市に本店を構える地域密着型の金融機関です。理事長の髙栁裕久氏のもと、地域経済の活性化と中小企業支援に取り組んでおり、今回のファンドへの出資を通じて地域の事業承継問題に対処しています。

今後の展望


ケップルキャピタルは、今後も地域のニーズに応える形で事業承継の支援を続け、地域経済が持続的に成長していくための力強いサポートを提供していくことを約束します。事業承継ファンドの成功を地域のみならず全国に広げることで、日本全体の経済に良い影響を与えられるよう努めてまいります。


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会社情報

会社名
株式会社ケップルグループ
住所
東京都港区虎ノ門5-9-1麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 5F
電話番号

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