物流DX化の出資
2021-10-06 10:00:11

Headline Asiaが207株式会社への出資を発表、物流DX化に向けた一歩

Headline Asiaによる207株式会社への出資



2023年、Headline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)は、物流業界に革新をもたらす新しいプラットフォーム「TODOCU」を展開する207株式会社に共同リード投資家としての出資を決定しました。この動きは、物流のラストワンマイルの効率化を目指し、同社の持つグローバルな資源を活用して事業成長を支援するものです。

207株式会社の目指し



207株式会社は、物流のラストワンマイル領域に特化した企業であり、代表取締役の高柳慎也氏は、事業の拡大を目指しています。彼は、「今後の社会では物流のラストワンマイルの需要がますます増すと考えます。一方で、再配達や属人化、人材不足といった課題が我々の物流インフラを脅かしています。」と述べ、同社ではこれらの課題解決を通じてグローバルな物流ソリューションを創出する方針を示しています。

Headline Asiaの投資戦略



Headline Asiaは、270億円を超えるファンドを運用しており、国内外に広がるネットワークを生かしてベンチャー企業の経営を支援してきました。鈴木広平氏は、「宅配利用の増加に伴い、社会のインフラとしての役割を果たすことが求められています。207は、ラストワンマイルに潜む本質的な課題に真剣に取り組んでおり、私たちの投資に値すると確信しました。」とコメントしました。

207株式会社の革新技術



207株式会社は、いくつかの主要なサービスを展開しています。

1. TODOCUサポーター: 再配達問題をテクノロジーで解決するサービスで、配送伝票をOCRで読み取る技術を生かした管理が特徴です。これにより、再配達が不要になる配送ルートを提案します。
- TODOCUサポーター
- iOSアプリ

2. TODOCUクラウド: 荷物の状態をリアルタイムで管理できる、EC事業者や物流会社向けの効率化サービスです。
- TODOCUクラウド

3. スキマ便: Eコマースの成長に応じた配送ソリューションで、ギグエコノミーを活用し、「働きたい人のスキマ時間」を使って荷物を届けます。
- スキマ便

実績と今後の展望



高柳氏は、headline asiaが主催するIT企業経営者カンファレンスIVSでのピッチイベントでの登壇で注目を浴び、優勝を果たすなど、その取り組みの成果が評価されています。今後、207株式会社が展開するサービスが市場に浸透し、さらなる成長を遂げることが期待されています。

会社概要



  • - 会社名: 207株式会社(ニー・マル・ナナ)
  • - 設立: 2018年1月
  • - 所在地: 東京都目黒区目黒3−16−9
  • - Webサイト: 207株式会社

この出資は物流業界に新風を吹き込み、必要なサービスが整うことで、利用者にとっての利便性向上はもちろん、配送に携わる人たちにとっての労働環境の改善にも貢献する期待が寄せられています。

会社情報

会社名
Headline Asia
住所
東京都渋谷区神宮前 6-12-18 The Iceberg
電話番号

トピックス(経済)

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