株式会社ホットリンクとEffyis、Snowflakeの提携がもたらす新たなデータの力
株式会社ホットリンク(証券コード:3680、代表取締役:檜野安弘)は、日米で展開しているSNSマーケティング支援事業において、グループ会社のEffyis, Inc.(米ミシガン州)とSnowflake Inc.(米カリフォルニア州)の間で戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。この提携により、Socialgistというサービスブランドを通じて、グローバルなSNSユーザーから得た発信データをSnowflake Marketplaceで提供開始します。
Snowflakeとは
Snowflakeは、世界中の企業や公共機関が利用するクラウドベースのデータプラットフォームを提供しており、データインフラの領域で優れた実績を誇ります。彼らのプラットフォームは、企業がデータを効率的に管理・分析するための基盤を提供し、全世界で3,000社以上の導入実績があります。
提携の意義
本提携により、Socialgistは世界中の企業に自社データセットを提供するルートを新たに確保しました。これにより、既存のSnowflake顧客基盤へのアクセスが可能となり、潜在的な新規顧客の獲得が見込まれています。Snowflakeが持つ柔軟性と拡張性により、Socialgistの持つデータは迅速かつ効率的に活用されることになります。
データ活用のメリット
本提携の下で提供されるSNS投稿やレビュー、掲示板での発言データは、企業の意思決定において非常に価値のある資源となります。
分析の具体例
- - アプリレビュー分析: アプリやサービスの利用者が抱える共通の不満点を特定し、改善の参考とする。
- - 嗜好データの改善: 各視聴者の過去の嗜好からレコメンド精度を向上させる。
- - トレンドの把握: SNS上のミームや投稿から新たなカルチャートレンドを迅速にキャッチする。
- - 消費者ニーズの可視化: 早期の投稿から消費財分野における潜在ニーズや課題の兆候を把握する。
このように、Socialgistが提供するユーザー発信データは、企業の戦略的マーケティング活動に大きく寄与するに違いありません。
Snowflakeユーザーへのメリット
Snowflakeユーザーにとって、主なメリットは以下の通りです。
- - ユーザー発信データに直接アクセス可能で、データの移動が不要。
- - 社内の他データとの連携がスムーズで、NLPや機械学習の活用が容易。
- - Snowflakeのガバナンス基準に合致したセキュアなデータ提供が実現。
未来展望
現時点で直接の売上に対する影響は小さいとされていますが、将来的には新たな収益機会の創出やデータ活用の高度化による付加価値の向上が期待されています。Socialgistは、Snowflakeが主催する「Snowflake Summit 2025」でこの取り組みを展示する予定です。
企業紹介
株式会社ホットリンクは、SNSにおけるユーザーの声をデータとして分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などの支援を行っています。Web3への対応力も持ち合わせ、より多くの人々が安心して情報を共有できる世界の実現を目指しています。
ホットリンク公式サイトを通じて、詳細情報を得ることができるため、気になる方はぜひ訪問してみてください。