すららネットが開発した新たな学習教材の魅力
教育に変革をもたらすことを目指す株式会社すららネットが、2024年12月10日より「すらら認知特性別学習教材シリーズ」を新たに発表します。このシリーズは、個々の認知特性に基づいた学習方法を提供し、子どもたちに最適な学びを実現することを目指しています。第一弾として、小学3年生向けの漢字学習教材「すらら 漢字アドベンチャー」が登場し、AIを活用したアダプティブな学習法が展開されます。
1. アダプティブな学習とは
すららネットは、2007年より双方向型のアニメーションレクチャーやAI技術を駆使したICT教材を提供してきました。「すらら」は、個人の学習進度や理解度に応じたカスタマイズが可能なオンライン教材として、多くの支持を集めています。今回新たに着目したのは、個々の「認知特性」です。認知特性とは、情報を処理する際の個人差のことであり、子どもたちがどのように学ぶのかの重要な指標となります。
すららネットは、認知診断の長年の経験を持つ臨床心理士との連携により、この新たな観点からアダプティブな学習法を進化させました。500件以上の学習支援計画に基づき、個別の学習方法を開発し、学ぶ楽しさを提供します。
2. 小学校3年生の漢字学習が浮き彫りに
「すらら 漢字アドベンチャー」は、小学3年生が抱える「小3の壁」と呼ばれる漢字学習の困難を助けるためにデザインされています。通常、3年生では文字数が急増し、複雑さが増します。さらに抽象的な意味の漢字も増え、多くの子どもが学ぶのに苦労します。この教材は、子どもごとの認知特性に応じてカスタマイズされており、最適な学びを通じて楽しく漢字を覚えることが可能です。
3. 認知特性の診断で個別対応
「Surala LIFT認知特性Web簡易診断」を用いて、簡単にお子さんの認知特性を診断できます。診断結果に基づいて、お子さんが得意とする学習スタイルを提案し、最適な方法で学業に挑むことができます。診断は約30分で完了し、その結果はすぐにフィードバックされます。
この診断は、「継次処理」と「同時処理」の2つの認知処理様式に基づき、さらに3タイプに分類されます。この各タイプに最も適した学習法を提案するため、従来の学習法とは異なるアプローチで漢字習得を支援します。
4. 魅力的な学習体験
「すらら 漢字アドベンチャー」は、アニメーション技術とゲーミフィケーションを融合させています。学びをゲーム感覚で楽しめるようにデザインされており、ドリルの正解数によってメダルを獲得したり、スタンプを集めることでモチベーションを高める仕組みが組み込まれています。お子さんは楽しみながら、漢字の習得を重ねることができるのです。
5. ユーザーに優しい設計
さらに、学習者が安心して取り組めるよう、漢字学習に対する苦手意識を軽減する配慮もされています。不正解音をなくし、間違いの際には気づきを促す表示方法に変えるなど、心理的な配慮がされています。また、視覚的な特性にも対応し、漢字を表示する際の背景デザインを数種類から選ぶことが可能です。
6. サポート体制
すららネットは、最適なサポートを提供し続ける企業として、教育の現場において特別支援を必要とする子どもたちにも学ぶ機会を提供しています。デジタル教育の未来を切り拓くこの新しい教材は、すべての子どもたちにとっての学びをより豊かなものにするはずです。
具体的な受講料は「Surala LIFT認知特性Web簡易テスト」が初月2,980円(税込)、継続利用の「すらら漢字アドベンチャー」が月980円(税込)となっています。
公式サイト:
すららネット
すららネットは、教育の未来を担う重要な企業として、全ての子どもたちに最適な学びの場を提供することを志向しています。この新たな「すらら認知特性別学習教材シリーズ」は、教育に新たな風を吹き込むことになるでしょう。