中島康夫写真展「日常の辺縁、記憶との邂逅」のご案内
2026年2月12日から2月18日まで、アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて、中島康夫氏の写真展が開催されます。この展覧会は、日常の中で見過ごされがちな風景や物事に光を当て、それらが持つ意味や美しさを再発見する機会となります。
写真展の概要
中島康夫氏は、14年前から写真を撮り始め、日常の身の回りに目を向けることをテーマにしています。「日常の辺縁、記憶との邂逅」というタイトルが示す通り、一般的には意識の周辺に位置するような風景、例えば道ばたの雑草や空き地に散らばるゴミ、崩れかかった廃屋などを対象に、その存在をシャッターで切り取ります。
氏の撮影の目的は、日々の暮らしの中で注目されにくい「うらぶれた光景」を所持し、それを通して日常の本質に迫ること。このような視点は、時に逆説的ながらも、私たちが普段見過ごす物事の重要性を問いかけます。近年の中島氏の気づきとして、感覚や直感に基づいた写真が増えており、制作の過程も進化していることが挙げられます。彼が街を歩き、撮影しようとする時も、既存の概念に縛られず、目の前に現れる「好きなもの」に引き寄せられ、自然とシャッターを切っています。
記憶とノスタルジア
中島氏の写真には、過去の記憶を呼び起こすものが多いといいます。それは「遠い昔に見た物や風景」を思い起こさせる瞬間です。このような写真は「ノスタルジア」と見なされがちですが、それは感傷的なものではなく、むしろ解放感に満ちた瞬間でもあります。日常の中から浮かび上がる感覚の豊かさは、見ている人々に新たな気付きを与えることでしょう。
アートと日常
私たちの生活は、時には平穏に感じることもありますが、実際には世界の出来事と切り離すことはできません。中島氏は、遠い地域で起こる悲劇や出来事も、日常の微細なところに影響をもたらしていると考えています。この視点が、日常の物事を撮影する動機の一つとなっています。
彼の撮影コンセプトにおいて「日常の辺縁」とは、意識の隅に追いやられた物事のことであり、そうした場所に焦点を当てることで、私たちの周囲にある新たな視野を提供してくれます。
この写真展では、約50点の作品が展示されており、来場者はこれらを通じて中島氏の独自の視点を体感することができます。展示会は「シリウスブログ」で随時更新する予定ですので、こちらもご覧いただけます。
まとめ
中島康夫氏の写真展「日常の辺縁、記憶との邂逅」は、日常の中に眠る様々な風景を再発見する旅となります。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。合う人にとって、きっと心に残る体験となることでしょう。
お問い合わせ
アイデムフォトギャラリーシリウス事務局まで、お気軽にお問い合わせください。いい作品との出会いが待っています!