北海道ニセコ町の酒米で生まれた日本酒の魅力
八海醸造株式会社が発表した新作日本酒は、世界中の旅行者に注目されるニセコ町で栽培された酒造好適米「彗星」を100%使用した「吟醸 ニセコ蝦夷富士」と「純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士」です。これらは12月20日より全国限定で出荷されます。
八海醸造とニセコとの関係
八海醸造とニセコ町の関係は、同社のグループ企業である「株式会社ニセコ蒸溜所」が2021年にウイスキーとジンの蒸留所を開設したところから始まります。このご縁をきっかけに、ニセコ町からの依頼で新たな日本酒の企画が生まれました。初めての発売は2021年12月で北海道エリア限定でしたが、その後の評価を受けて、2023年から全国展開が実現しました。これは地元の酒米を活かした新たな試みとして、大きな話題を呼んでいます。
酒米「彗星」のご紹介
「彗星」は2006年に北海道で開発された新しい酒造好適米で、特にタンパク質含有量の少なさが特徴です。この低タンパク質が、酒の淡麗さを引き立てており、さまざまな食材との相性があります。ニセコ周辺には新鮮な海の幸、豊富な畜産物、そして新鮮な野菜が揃っており、これらと一緒に楽しむ日本酒として最適です。八海醸造は、この酒米「彗星」を使用して、2種類の日本酒を生産し、伝統的な酒蔵の技術で仕上げています。
日本酒の味わい
「吟醸 ニセコ蝦夷富士」は、その切れ味とほのかな吟醸香が特徴です。この日本酒は淡麗で軽快な飲み口を持ち、四季折々の料理を引き立てる味わいとなっています。一方で「純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士」は、口当たりが柔らかく、果実のような華やかな香りがあり、淡麗でありながらも米の旨味をしっかりと感じられる仕上がりです。
日本酒を通じて広がる食の魅力
八海醸造は、今回の新たな日本酒を通じて、ニセコの自然環境と新潟・魚沼の技術が融合することで生み出された魅力を全国に伝えようとしています。特に、ニセコの風味豊かな食材と組み合わせて楽しむことができる日本酒として、料理とのペアリングを提案しています。北海道の四季折々の豊かな食を繋げる役割を持ったこの日本酒が、どのように国内外の食卓を彩るのか楽しみです。
商品概要
吟醸 ニセコ蝦夷富士
- - 品目: 清酒
- - 原材料名: 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
- - 精米歩合: 55%
- - アルコール分: 15.5%
- - 内容量: 720ml
- - 価格: 2,860円(税込、箱なし)、3,108円(税込、箱入)
- - 保存方法: 直射日光を避けて冷暗所で保管
純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士
- - 品目: 清酒
- - 原材料名: 米(国産)、米こうじ(国産米)
- - 精米歩合: 45%
- - アルコール分: 16.0%
- - 内容量: 720ml
- - 価格: 3,740円(税込、箱なし)、3,988円(税込、箱入)
- - 保存方法: 直射日光を避けて冷暗所で保管
まとめ
八海醸造の「吟醸 ニセコ蝦夷富士」と「純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士」は、ニセコ町を象徴する日本酒として、ぜひお試しいただきたい逸品です。豊かな自然と食文化が息づく北海道の魅力を存分に楽しんでください。