広島県にある叡啓大学は、ハワイ大学マノア校の高校生たちと国際交流授業を実施しました。
この交流は、ハワイ大学マノア校に所属する機関であるPacific & Asian Affairs Council (PAAC)が主催するスタディツアープログラムの一環として行われました。PAACは毎年、ハワイの高校生を対象に日本文化や平和を学ぶためのプログラムを実施しており、今回の訪問は、そのプログラムの一環として実現しました。
今回の企画は、叡啓大学の上杉裕子教授がハワイ大学マノア校に出張した際に、共同研究者であるJose Barzola先生からPAACのCarol Li先生を紹介されたことがきっかけです。
交流授業は、叡啓大学の春入学1年生の必修科目である英語集中プログラム(IEP)で行われました。ハワイの高校生20名を4名ずつ5つのクラスに分け、それぞれのクラスで日本文化の紹介やグループワークなど、様々な趣向を凝らしたイベントが開催されました。
叡啓大学の学生たちは、この日のために日本文化を紹介するスライドを作成するなど、事前に準備を重ねてきました。授業中、学生たちは終始楽しく交流し、教室は笑顔と笑い声で溢れていました。
ハワイの高校生たちは、長旅で少し疲れた様子でしたが、叡啓大学の学生たちとの交流を通してリラックスし、活気を取り戻したそうです。
授業後には、叡啓大学のEUHカフェテリアで昼食を共にした後、英語ラウンジで2年生の岡村美輝さんによる箏の演奏が披露されました。その後、ハワイの高校生たちは叡啓大学の有志学生20名と共に平和記念資料館を訪問しました。
今回の交流は、わずか半日という短い時間でしたが、叡啓大学の学生とハワイの高校生たちにとって貴重な思い出となりました。また、教員間だけでなく、学生間のつながりも育まれ、素晴らしい国際交流が実現しました。
叡啓大学では、1年次から学生が国際交流できる機会を積極的に提供しています。