事業創造大学院大学が日越大学と交流協定締結、国際関係強化への第一歩

事業創造大学院大学、日越大学と画期的な交流協定を締結

2025年5月27日、事業創造大学院大学（新潟県新潟市）が、ベトナムのハノイに位置する日越大学と大学間交流協定を正式に締結しました。この業務提携により、両大学の国際的な関係が強化されることが期待されています。

経緯と背景

急速にグローバル化が進む今、教育機関においても国際交流の重要性はますます高まっています。事業創造大学院大学は、昨年よりJICA（独立行政法人国際協力機構）の支援を受け、日越大学との交渉を進めてきました。日本国内のビジネススクールとして、日越大学との交流協定を結ぶのは今回が初めての試みです。この協定の締結により、両校の交流協力体制が強化されることになります。

日越大学について

日越大学は2014年に設立され、ベトナム国家大学ハノイ校の下に位置する教育機関です。日本とベトナムの友好を象徴する役割を果たしており、8つの修士課程プログラムや6つの学部を持つ多様な教育機関です。同大学の卒業生は、大手企業や教育機関、政府機関で活躍しており、国際的に通用する社会人を育成することを目的としています。

新たな人材育成の道

事業創造大学院大学は、日越大学との交流協定を通じて、日本とベトナムの両国の発展に寄与する人材の育成を促進していく方針です。特に、ビジネス分野での専門知識を持った人材を育て、国際的な視野を持つビジネスリーダーの育成を目指します。

この協定によって、両校の学生たちは積極的に異なる文化やビジネス環境を学ぶ機会を得ることになります。また、将来的な共同研究やプロジェクトの実施を通じて、さらに深い関係が構築されていくことでしょう。

事業創造大学院大学の特徴

事業創造大学院大学は2006年に設立され、経営管理修士（MBA）を取得できるビジネススクールです。ビジネスの現場で即戦力となる人材の育成を目指し、実効性のある事業計画書を作成するプログラムが組まれています。世界16カ国の50大学との交流協定にも恵まれ、国際的な視野を育む環境が整っています。

NSGグループの理念

また、事業創造大学院大学はNSGグループの一員としても知られています。NSGグループは教育事業をはじめ、医療・福祉、ICT、エンターテイメントなど多岐にわたる事業を展開し、地域を豊かにすることを目指しています。企業グループとしての強みを活かし、国際交流を通じて新たな価値を創造していく意欲が感じられます。

協定の締結は、教育機関の国際的な連携を一層強化し、国境を越えた友好関係の構築に寄与するものだと言えるでしょう。今後の取り組みに注目です。