IoTルータ「SE220」がセキュリティ認証を取得
サン電子株式会社は、IoT/M2Mルータ「SE220」が「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度」(JC-STAR)に基づき、★1の適合ラベルを取得したことを発表しました。この適合ラベルは、IoT製品が特定のセキュリティ要件を満たしていることを示す重要な認証です。
JC-STARとその重要性
JC-STAR(Labeling Scheme based on Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements)は、情報処理推進機構(IPA)が設けた制度で、IoT製品のセキュリティ機能を共通の基準で評価し、可視化することを目的としています。ユーザーはこの適合ラベルを通じて、製品のセキュリティ状況や適合評価の内容にアクセスしやすくなります。
この制度によって、製品を選ぶ際の基準が明確化され、調達者や利用者が安全なIoT製品を安心して選定できる環境が整います。特に、インターネットに接続される多様なIoT製品が増加する中で、セキュリティの重要性はますます高まっています。
SE220の特長とセキュリティ対策
「SE220」の特徴は、先進的なセキュリティ機能を搭載している点です。この製品は、特にファームウェアのバージョン2.0.0.17において、JC-STARの基準を満たすためのアップデートが必要です。これにより、製品のセキュリティがさらに強化されています。
また、適合ラベルによってユーザーはSe220がどのようなセキュリティ対策を講じているのかを一目で確認できるため、より安心して製品を利用することが可能です。サン電子は、「Rooster」ブランドの製品におけるセキュリティを継続的に強化し、JC-STARへの適合評価を進めていく方針を明言しております。
さらなる取り組みと展望
今後、サン電子は顧客にとってより安心できる製品開発に努めるつもりです。そのために、セキュリティ基準を満たすことに力を入れ、長期的な視点からサービスの向上を図っていきます。
セキュリティの重要性が高まる中、サン電子の取り組みはIoT市場において極めて意義深いといえるでしょう。これにより、ユーザーにとって使いやすく、安全な製品が提供されることが期待されます。具体的な製品やサービスに関する問い合わせは、サン電子のM2M事業部に直接連絡することが可能です。
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製品の安全性を重視する企業の姿勢は、今後のIoT市場においても必須であり、サン電子のような企業の取り組みが、安心して利用できる環境を創り出すことにつながっていくのです。