第24回ちゅうでん教育大賞の結果発表
公益財団法人ちゅうでん教育振興財団は、全国の小中学校での教育活動を支援し、助成や表彰を行う活動を行っており、その一環として「ちゅうでん教育大賞」を設けています。この度、2025年度の受賞論文が決定し、10月4日(土)に名古屋市内にて表彰式が開催されました。
受賞作品の概要
今年度の応募総数は約100件で、その中から特に優れた取り組みが以下のように選ばれました。受賞者の皆様の功績を讃え、いくつかの受賞作品について詳しくご紹介します。
大賞(副賞:50万円)
研究題目: 「ご当地スポーツでまちづくり! 庵治石カーリング! ~子どもの思いを大切にした2か年に渡る総合的な学習の時間への挑戦~」
受賞者: 前場裕平
この作品は、ご当地スポーツを通じて地域の魅力を学ぶという内容で、子どもたちの主体的な学びを促進する試みが評価されました。
優秀賞(副賞:20万円)
1.
長野市立柳町中学校(長野県)
研究題目: 「メモリアルホールで働く方との交流と『14歳の問いかけ』」
受賞者: 鈴木崇
学生が生と死を考える貴重な体験を通じて、社会との関わりを深める活動が評価されました。
2.
長久手市立南中学校(愛知県)
研究題目: 「『まもる・つくる・つながる』 消費者市民社会を目指して」
受賞者: 松本咲子
消費者教育におけるゲーム制作を通じて、実践的な学びが評価されました。
奨励賞(副賞:5万円)
以下の作品も奨励賞として受賞されました:
- - 学校法人青森山田学園青森山田中学校(青森県) – 海洋環境をテーマにした理科の単元開発
- - 江戸川区立西葛西中学校(東京都) – ウクレレを活用した音楽教育の新たなアプローチ
- - 岐阜市立長良東小学校(岐阜県) – 地域とのかかわりを深めるふるさと学習
受賞者たちの意義
今年度受賞者は、各地域での教育活動を通じて、多様な学びのスタイルを提案しています。特に地域に根ざした活動が目立ち、子どもたちの豊かな学びを実現するための試みが光ります。今後もちゅうでん教育振興財団は、こうした活動を支援し、広く知ってもらうための場を提供していく予定です。
応募について
来年度の応募も予定されており、全国の教育者や学校関係者にはぜひ参加してほしいという呼びかけがなされています。興味がある方は公式ウェブサイトをチェックしてください。
財団について
- - 名称: 公益財団法人ちゅうでん教育振興財団
- - 所在地: 愛知県名古屋市東区東桜2-6-30 東桜会館4階
- - 代表者: 佐野弘忠
- - 設立: 2001年
- - 公式サイト: ちゅうでん教育振興財団
お問い合わせ
受賞に関する詳しい情報は、ちゅうでん教育振興財団の教育大賞係までお問い合わせください。電話: 052-932-1741、メール:
[email protected]。