リユース業界を変革する新連携
リユースビジネスを支援する株式会社NOVASTOが、ガレージバンク株式会社と新たなサービスの連携を開始しました。この提携により、スマホで簡単にモノ資産を管理できるアプリ「cashari」にアパレル商品が新たに追加され、流通が加速します。
概要と背景
NOVASTOはリユース業界に特化したデジタル化を進める企業であり、アパレル商品を含む小売のDXを実現するための各種サービスを提供しています。一方、ガレージバンクは個人の資産を簡単に管理・活用できるアプリ「cashari」を展開しており、その機能を活かしてのアパレル取引が期待されています。
両社は、特に昨今のインターネット経済で注目を集めているリユース業界の流れを受け、この連携を実現しました。メルカリの調査によると、家の中には多くの“かくれ資産”が潜んでおり、その大部分が「服飾雑貨」に該当しています。しかし、現実には査定に時間がかかってしまうなどの課題がありました。
新たな取り組み
そこで、NOVASTOが独自の「価格ベンダー表」を作成し、cashariの商材にアパレルを追加することに決定。これにより、ガレージバンクが扱うアパレル商品がオンラインショップで流通しやすくなります。これまでの業務フローが簡素化され、人的リソースの負担が軽減されることで、流通の拡大が図られます。
代表者コメント
この新サービスについて、ガレージバンクの代表、山本義仁氏は「私たちはモノの価値を迅速に資金化する仕組みを提供し、誰もが挑戦できる社会の実現を目指しています。この連携により、アパレルアイテムを新たに取り扱うことができるようになりました。」と語っています。
また、NOVASTOの佐藤秀平氏も「私たちはリユース市場の可能性を信じ、アパレル商品の流通活性化に力を入れています」と述べています。
今後の展望
この連携によって、約16万人がダウンロードしたcashariを通じて、さらなる顧客へのアプローチが可能になるでしょう。眠っているアパレル商品の流通を活性化し、新しい市場の拡大にも寄与することが期待されます。
会社情報
株式会社NOVASTO
<本社>大阪府吹田市豊津町9-22 大同門ビル7F
<東京支社>東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F
ガレージバンク株式会社
この新たな取り組みは、リユース市場におけるアパレル商品の取り扱いを革新する新しい一歩となることでしょう。