建築業界の未来を見据えた展示会「JAPAN BUILD TOKYO」に注目

未来の建設現場を支える技術が集結

2025年12月10日から12日にかけて、東京ビッグサイトで「JAPAN BUILD TOKYO -建築・土木・不動産の先端技術展-」が開催されます。この展示会には、建築業界の最新技術が一堂に集まり、様々な企業が出展します。中でも、古野電気株式会社は、建設現場のデジタルトランスフォーメーション（DX）を促進する一連のネットワークソリューションや、安全性の高い施工現場を実現するためのシステムを展示する予定です。

展示内容

古野電気が出展する製品には、建設現場でのWi-Fi環境を整える「ゼンゲンバLANシリーズ」や、屋外でも使用可能な「スターリンクMini」などのネットワークソリューションがあります。さらに、安全対策を強化するための無線放送システム「無線メッシュネットスピーカー」なども紹介されます。

ネットワークソリューション特集

- ゼンゲンバLANシリーズ

屋外現場や長距離現場用のアクセスポイントを提供し、建設現場における通信環境を改善します。

- スターリンク屋外用キット

建設現場でのインターネット接続を安定化させるためのセットです。

- 建築現場向けスターリンクMini

コンパクトながら強力な通信を実現するための機器です。

安全を考慮した無線放送システム

- 無線メッシュネットスピーカー

このシステムは、現場での情報伝達を円滑にし、作業員の安全を守るための重要なツールです。

古野電気のコア技術

展示ブースでは、業界の特許技術である超音波技術と高精度測位技術（GNSS）の情報も提供されます。これにより、

- 超音波技術

深浅測量や構造体検査における応用が可能です。

- 高精度測位技術（GNSS）

重機やドローンの遠隔操縦に活用されます。

- IoTセンシング技術

作業員の位置把握や現場のリモートモニタリングが実現します。

展示会の概要

この展示会の公式サイトはこちらからアクセスできます。

- 会期: 2025年12月10日（水）～12日（金）
- 会場: 東京ビッグサイト（東京都江東区有明3-11-11）
- 出展ブース: 南4ホール 57-30（建設DX展内）

未来をあたためる取り組み

古野電気株式会社は、1948年に世界初の魚群探知機を実用化して以来、舶用電子機器分野で多くの革新をもたらしてきました。
現在、世界90カ国以上で展開し、宇宙技術を応用した新たな製品開発にも力を入れています。
今後も、建設業界のデジタル革新を支えるための技術開発に注力し、業界全体の発展に寄与していくことでしょう。

この展示会は、建築業界のデジタルトランスフォーメーションの現状と未来を理解する良い機会です。興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。