震災15年目、石巻の若者たちを応援する新たな挑戦が始まる
宮城県石巻市に位置する一般財団法人まちと人とが、新たな若者応援プログラム「まちひとサポーター」をクラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて募集開始しました。これは、震災から15年を経た地域の若者の挑戦を支えるための取り組みです。
若者を取り巻く現状
東日本大震災から15年が経過した今、石巻地域では依然として人口減少や経済の停滞が続いています。そのため、特に若者においては機会の格差や流出の懸念が強まっています。「自分には何もない」「何をしたらいいかわからない」といった声を耳にすることも少なくありません。これにより、若者たちが自由に「やってみたい」という気持ちを持つことが難しくなっています。
「石巻といえば震災のイメージしかない」と考える高校生も多く、早くこの地を離れたいという思いを持つ学生も少なくありません。そんな背景から、まちと人とは高校生が地元の魅力ある大人たちと出会い、自らの「やりたい」を見つけ出し、それを実現するサポートに取り組んでいます。
まちひとサポーターの募集背景
震災関連の助成金が2025年には終了する見込みで、石巻における若者支援の場が失われる懸念が高まっています。それを受けて、一般財団法人まちと人とは、次の10年を見据えたプロジェクトとして、「まちひとサポーター」を募集することにしました。このサポーター制度は、持続可能な若者支援のプラットフォームを構築することを目的としています。
サポーターの募集概要
支援は、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」は早速開始されています。支援金額は500円から10,000円まで様々で、参加資格は誰でも可能です。税額控除の対象とはなりませんが、地域の未来を担う若者たちの挑戦を応援したいという思いから参加が求められています。詳細については、公式ウェブサイトで確認可能です。
まちと人とのこれまでの活動
一般財団法人まちと人とは、2013年に一般社団法人ISHINOMAKI2.0から活動を開始しました。最初のきっかけは、震災後に出会った高校生の「自分も何かしたい」という想いだったのです。彼らとともに地域で何ができるかを考え、様々な活動を通じて、地域の魅力や自分の「やりたい」を見つける手助けをしてきました。
その中には、ファッションショーの企画や保育士を目指す高校生の絵本装飾など、多彩なプロジェクトが含まれています。さらに、2022年からは「総合的な探究の時間」が必修化され、地域教育事業にも力を入れています。これにより、より多くの高校生が地域に出て学ぶ機会が増えました。
校外学習プログラム「まきボラ」とその成果
2023年には、新たに「地域教育事業」として、地域全体を学びの場とした「まきボラ」を開始しました。このプログラムは、高校生が地域の企業やNPOでボランティア活動を行い、地域の魅力を発見するものです。参加者は高校生や大学生が中心で、自分の「好き」を見つける手助けがなされています。活動をサポートする学生インターンの育成にも力を入れ、地域とのつながりを深めています。
参加者は319人を超え、地域と高校生を繋ぐ活動も増加しています。一人ひとりの「やってみたい」を実現し、地域の中での挑戦を大きく広げていくことが目標です。まちと人とは、これからも若者の挑戦を応援し続けていきます。
未来を共に描いていくために
一般財団法人まちと人とは、「すべての若者が超!自己実現できるまち」を目指し、学校・行政・地域と連携しながら活動を展開しています。震災から15年目の節目を迎え、若者の未来を見据えた取り組みを強化するためのサポーター募集に、ぜひ温かいご支援をお願い申し上げます。
未來の「やってみたい!」を背負った若者は、私たちの手で、新たな地域の未来を築いていけると信じています。ご寄付のご協力をよろしくお願いいたします。