いちごのへたにも隠された健康効果とは？1000人に聞いたアンケート結果

いちごの魅力とそのへたの健康効果

春の訪れと共に、いちごの季節がやってきます。日本中で親しまれるこの果物、実はそのへたにも驚くべき健康効果が隠れていることをご存知でしょうか？

いちごのへたの栄養価

いちごを食べる際、ほとんどの人がポイっと捨ててしまう「へた」。実はこの部分、ビタミンCや抗酸化物質、特に細胞の老化を防ぐ「ケルセチン」が豊富に含まれているんです。この成分は、皮膚の健康維持や免疫力の強化に寄与するとされています。

また、へたはミントのような香りを持ち、スムージーやハーブティーに加えることで、青々しい香りがプラスされ、より自然な味わいを楽しむことができます。ただし、農薬が気になる場合は、しっかりと洗浄するか、無農薬のものを選ぶと良いでしょう。

いちごに関するアンケート結果

この不思議なへたについて考えるきっかけとなったのは、ナビットによる「いちご」に関する1000人アンケートです。2025年3月に行われたこの調査で、いちごの季節のイメージや、好きな品種についての結果が出ました。

いちごの季節に関する印象

アンケートによれば、81.3％の人がいちごの季節は「春」と回答しています。冬にクリスマスケーキなどで使用されることから、冬を想像する人も多いですが、実際には春がいちごの旬です。

いちごを食べる人が多い理由

続いて「いちごは好きですか？」の質問では、79.3％が「好き」、18.1％が「どちらかといえば好き」と答え、合計で97.4％の人がいちごに好意的であることがわかりました。これはいちごの人気の高さを裏付けています。

いちご狩りの経験

「いちご狩りをしたことがありますか？」の質問に対して、72.6％が「ある」と回答し、いちご狩りの文化が根付いている様子が伺えます。筆者自身も子供の頃にいちご狩りを楽しんだ思い出があります。

いちご選びの基準

また、いちごを購入する際の基準についての意見も多く寄せられました。「傷んでいないもの」「色付きの良いもの」「産地」など、見た目や品質へのこだわりが感じられました。

いちごが冬に人気の理由

いちごの本来の旬は4月から5月ですが、冬に多く出回る理由は「クリスマスケーキ」にあります。美しい赤い果実が、冬のスイーツに欠かせない存在となり、農家はハウス栽培を通じて早期に収穫を行っています。品種改良も進み、冬でも甘くて美味しいいちごが登場しています。

いちごはもともと春の果物との認識がありますが、こうした背景により冬にも流通が多く、私たちの生活に親しまれる果物となっているのです。