樫田小学校の稲刈り
2025-09-10 15:05:18

高槻市立樫田小学校での稲刈り体験が子どもたちに秋の実りを教える

高槻市立樫田小学校での稲刈り体験



令和7年9月10日、清々しい秋の空の下、高槻市立樫田小学校の全校児童51人が、樫田地域での稲刈り体験において、地域の農家や保護者と一緒に活気を見せました。この小学校は標高約350メートルの北部山間地域に位置し、気温が他の地域より低いため、例年より早く稲刈りが行われます。

樫田地区は自然豊かで、米作りに理想的な環境。在校生に対して、地元の農家との交流を通じて、彼らが日常食べているお米の作り方を学んでもらいたいという学校の願いから、毎年田植えや稲刈りの授業が行われています。今年は5月に全校児童が一丸となり、キヌヒカリの苗を植える活動を行いました。

その後、地元農家の人々が中心となって水田の管理を続け、児童たちは成長する苗を観察しながら収穫の日を楽しみに待っていました。この日、長靴や軍手を身にまとった児童たちは、学習田に集まり、まずは稲刈りの基本について農家の方より説明を受けました。「稲の束をしっかり持ち、親指を上にして丁寧に刈ってください」といった具体的な指示を受け、緊張しながらも期待を胸に農作業に挑みました。

鎌を手にした児童たちは、実際に田んぼの中に入って、農家や保護者と共に稲を次々と刈り取っていきます。そして適切に束ねて、稲木にかける作業を分担して行いました。「暑くて汗だくになったけど、お米作りの大変さが分かったよ!」という声や、「思ったより力が必要だったけど、上手にできたと思う!」と笑顔を見せる児童たちもいました。

このように、稲刈り体験は単なる農作業にとどまらず、自然とのふれあいや、地域の農業への理解を深める貴重な機会として、多くの気づきを与えてくれました。子どもたちが将来、農業や自然に対する感謝の気持ちを忘れずに育ってほしいとの願いも込められています。

稲刈りを通じて、子どもたちがどのように成長していくのか、これからの彼らの活動にも注目が集まります。地域に根ざした教育の重要性を再認識させられる一日となりました。


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