サンステラとフュージョンテクノロジー、3D受託造形サービスを開始
2025年4月、株式会社サンステラと株式会社フュージョンテクノロジーが、3Dプリンティングの受託造形サービスを本格的に始動させます。これにあたり、オンデマンド製造プラットフォーム「meviyマーケットプレイス」にも参入し、さらに多くの顧客に向けた製造ソリューションを提供します。
これまでの実績を活かす
両社は、これまで高性能3Dプリンターの導入支援を通じて国内外の企業や教育機関、研究機関を支えてきました。今後は自社内での受託造形サービスを展開し、顧客の試作から小ロット生産までをサポートします。FDM/FFF方式を中心に、様々な素材に対応できる体制を整えており、最大600mmの大型造形にも対応可能です。
多様な材料への対応
3D受託造形サービスの特徴は、汎用プラスチック(PLA、ABSなど)からエンジニアリングプラスチック、さらにはPEEKやULTEMなどのスーパーエンプラまで、幅広い材料に対応しています。これによって、航空宇宙、自動車、医療機器など多岐にわたる産業のニーズに応えられる体制が整いました。特にスーパーエンプラ材料は、耐熱性や機械的強度、耐薬品性が求められる分野において高い需要が見込まれています。
高精度で迅速な製造
受託造形サービスの強みは、FDM/FFF方式による高精度造形にあります。また、サポート除去や熱処理にも対応しており、短納期で高機能部品の試作や小ロット生産を提供できます。これにより、設計者や開発者の製造に関する課題を解決するお手伝いが可能です。
meviyマーケットプレイスの魅力
「meviyマーケットプレイス」は、日本最大級の製造業マーケットプレイスとして、設計データをアップロードするだけで、AIにより最適な製造パートナーを選定してくれます。このプロセスは完全にデジタル化されていて、取引をスムーズに行うことができるため、手間を大幅に削減可能です。切削加工や3Dプリントなど、様々な加工方式に対応し、見積も迅速に提供されます。
未来へ向けた展望
今後も、サンステラとフュージョンテクノロジーは高い技術力を活かし、ものづくりを支える企業として成長を続けていくことでしょう。顧客の多様なニーズに応えるため、さまざまな課題に対し柔軟に対応し続ける姿勢が、今後のさらなる革新に繋がると期待されています。
より詳しい情報については、
サンステラのmeviyマーケットプレイスをご覧ください。