地域のつながりを深める食育教室
2023年12月11日、山口県山口市で「糖に関する食育教室」が開催されました。このイベントは、カンロ株式会社、レノファ山口FC、そして山口市が共同で行う取り組みであり、特に子どもたちに糖に対する正しい知識を伝えることを目的としています。参加者は山口市立小郡小学校の小学5年生、合計65名であり、地域の若い世代に向けた教育の重要性が際立つイベントとなりました。
連携による地域活性化
カンロは、2017年から山口市およびレノファ山口FCとの連携を強化し、地域の活性化や住みやすい街づくりを目指しています。このイベントは、カンロが推進する中長期戦略「Kanro Vision 2030」におけるESG経営の一環として、地域住民の健康や食育の促進を目的としています。子どもたちに対して、糖分の重要性やそれに伴う健康管理の必要性を教育することにより、地域社会との結びつきをより強化することが期待されています。
元なでしこ代表との交流
当日は特別ゲストとして、レノファ山口FCレディースの田中陽子選手が参加。彼女は自身の小学生時代の思い出やアスリートとしての健康管理について語り、食育の重要性を子どもたちに伝えました。「糖は大事な栄養素」と発言した田中選手は、運動前に糖を摂取することの必要性についても具体的に教えるなど、リアルなアスリートの視点からのメッセージが子どもたちにも届きました。さらに、質問タイムでは、子どもたちから好きなグミについて尋ねられ、和やかに会話を楽しむ姿が印象的でした。
食育プログラムの内容
この食育教室では、カンロの製品紹介や糖についての正しい知識を学ぶセッションが行われました。子どもたちは、実際の製品パッケージを見ながら、健康的な間食の取り方について考え、栄養の大切さを深く理解しました。たくさんの手が挙がり、子どもたちが積極的に参加している様子が見られました。このような食育の取り組みは、将来的に地域を担う子どもたちの健康や食の安全に寄与することが期待されています。
カンロの社会貢献活動
カンロは2020年からレノファ山口FCのオフィシャルプレミアムパートナーです。地域社会の活性化に応じた「カンロ冠マッチ」を2023年から開催しており、地域の人々と共に楽しめるイベントを提供しています。また、毎年創業記念日に合わせて地域への寄贈活動を行っており、地元の子どもたちに向けた多様な取り組みを展開しています。
今回の食育教室を通じて、子どもたちが健康的な生活への意識を高め、地域と共に成長していく姿勢を育むことが重要です。カンロは今後も地域との連携を深め、「心がひとつぶ、大きくなる。」瞬間を積み重ねていく考えを持ち、地域社会のさらなる発展に寄与していく所存です。